【今までありがとう】トヨタFJクルーザーが17年の時を経て生産終了と報道。今のところ後継モデルのデビュー予定は無く、次は新型ランドクルーザー70の再再販だ!

一時期は日本国内での再販の噂もあったものの、どうやら2022年12月時点で生産終了となったようだ

トヨタのミドルサイズSUVとして高い人気を得ていたFJクルーザー(Toyota FJ Crusier)。

2006年に生産開始され、2014年にはアメリカ市場向けの生産が終了し、日本市場向けは2010年~2018年まで販売されましたが、遂にこのモデルが2022年12月をもって生産終了と報道されています。

一部のエリアでは新車販売並びに製造終了していることもあり、新車価格よりも高値で取引されているため、今後もプレミア価値が付くのではないか?との噂も。

これは海外カーメディアCars.co.zaが報じたもので、中東やフィリピン、南アフリカ市場にて継続的に販売されていたFJクルーザーですが、南アフリカ・トヨタ広報担当への取材にて「2022年12月時点で、FJクルーザーは製造終了している」との回答があったとのこと。


中市場向けは既に生産終了が決定していたが、まさか他の市場含めてFJクルーザー自体がディスコンになるとは

こちらは前回のブログにてご紹介した、中東市場向けの最後の特別仕様車となるFJクルーザー・ファイナルエディション。

中東限定1,000台のみで、ベージュカラーをベースにしながらも、フロントグリルやフロントバンパー、ドアサイドミラー、アウタードアハンドル、そしてスペアタイヤカバーは全てブラックアクセントに変更。

足もとについても17インチアルミホイールが装備され、乗降りし易いようにサイドステップも標準装備。

そして一部パーツ類には”Final Edition”の専用バッジを貼付するなど、一目で特別仕様車とわかるような差別化も施されている一台ですが、このモデルが発表されたのが2022年10月下旬ですから、おそらく1ヶ月足らずで即完売→1,000台分を全て生産・出荷・納車していたものと予想されます(ボディカラーが限定されているのであれば、受注生産の必要も無く早期的に生産もできるので納期遅れの心配も無さそう)。

そんなFJクルーザーですが、2022年12月に生産終了しながらも、2023年3月には南アフリカに3台の車両を販売しているそうで、元々見込み発注分として管理していたものなのか、在庫車両もしくは顧客からのキャンセルが入った車両なのかは不明ではあるものの、こうしてまた一つ名車がラインナップから消えてしまうのは非常に残念に思うところ。

ちなみに2022年モデルとして最後に改良されたFJクルーザーは、Apple CarPlayとAndroid Autoが標準装備され、パワートレインは排気量4.0L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載しながらも、最高出力271ps/最大トルク380Nmと出力値が少しだけt低下しているそうです(法規制対応による影響?)。

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