(2024年)一部改良版・トヨタ新型カローラクロスは本当にエンジン変更してくる?懸念されていたルーフレールのガタツキも解消してくるのだろうか…

(続き)一部改良版・トヨタ新型カローラクロスはどこが変化する?

続いて、一部改良版・トヨタ新型カローラクロスで気になるのがグレード構成。

現行カローラクロスでは、ガソリンモデルがG”X”/G/S/Zの4グレード、ハイブリッドモデルがHYBRID G/HYBRID S/HYBRID Zの3グレード構成となっていますが、噂ではガソリンG”X”が廃止となり、Gグレードに集約されるという見方があるようです。

これについては概ね納得できるところがあり、私がお世話になっているトヨタディーラーではG”X”の販売比率は約1年10か月で20台も売れておらず、どんなに安価モデルでもGグレードに留まっているとのこと。

エントリーモデルと聞くと、法人/リース/営業車といったイメージが強いですが、カローラクロスの営業車というのもほとんど見たことが無いために、いつG”X”が廃止になってもおかしくない状況ではありました。

ただそうなると、カローラクロスの強みでもあった「199.9万円~」というセールスポイントが無くなってしまうのは大きく、仮にGグレードスタートの場合、どこまで価格帯を落ち着かせるかが注目処です。


新世代マルチメディアシステムへとアップデートされることは濃厚?

続いてもう一つ変更されるであろうポイントがディスプレイオーディオ。

現行カローラクロスは、新世代マルチメディアシステムを採用していないタイプになりますが、おそらく今回の一部改良で新型カローラツーリングやカローラスポーツ、カローラセダン同様に新世代へとアップデートすることが予想されます。

ただその一方で、他に新世代を搭載しているモデル同様のソフトウェアにアップデートされているかが一番不安に思う所で、リモートでもオーナー自身がOTAアップデートできるというメリットがある一方で、「ナビやオーナーズアプリの内容の統一性の無さなど、トヨタのソフト管理があまりに杜撰であることが露呈されている」ために、車種が増えれば増えるごとにその杜撰さが酷くならないかが心配です。

何かと話題に上がったカローラクロスのルーフレールは改善される?

最後はルーフレールのグラツキ/ガタツキについて。

こちらは既に当ブログでも取り上げていますが、機能上特に影響はないにしても、「走行中に外れるかもしれない…」などの不安からルーフレールのガタツキは気になるかもしれませんし、固定方法の改善に期待したいところです。

【これどうなの?トヨタ新型カローラクロスのルーフレールに異常アリ!?【TOYOTA】【NEW COROLLA CROSS】【カロクロ】】

以上が、2024年モデルの一部改良版・新型カローラクロスのアップデート予想になりますが、改めて考えれば考える程に、絶妙な価格設定に落とし込んでいる完成されたモデルだからこそ、今回の一部改良はかなり難しいところだと思います。

前回のブログでもお伝えしましたが、2024年モデルの一部改良版・新型ハリアー(New Harrier)は、エントリーグレードSの廃止と、パワーバックドア音の見直しのみを予定していて、価格帯も据え置きになると云われているため、もしかするとカローラクロスもハリアー同様のアップデートに抑えてくることも考えられるかもしれません。

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