新型ステップワゴン/セレナ(C28)を所有している上でトヨタ新型ヴォクシーを所有してみての再評価!工夫装備のレベルの高さ、スピーディな総合サービスは競合も敵わないな…

トヨタ新型ヴォクシーも、ホンダ新型ステップワゴンに続いてよく出来た車だと思う

2022年3月に私に納車されて、もうすぐ1年2か月が経過しようとしているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z[2WD]。

前回のブログでは、ホンダ新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)[2WD]を所有して改めて感じた魅力ポイントをご紹介しましたが、今回はヴォクシーの魅力ポイントをメインに見ていきたいと思います。

ようやく日産の新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)も納車され、本命のハイブリッドミニバン御三家が揃いましたから、今後は3台同時に並べての徹底比較なども行っていきたいと思います。


新型ヴォクシーの工夫装備に慣れてしまうと、他のミニバンには中々戻れない?

まずは新型ヴォクシーの装備について。

新型セレナやステップワゴンには装備されていない、プロアクティブドライビングアシスト[PDA]や安心降車アシスト[SEA]などがありますが、個人的に「やっぱりトヨタって凄いな…」と感じたのが電動パワーテールゲートの開閉スイッチ位置。

電動パワーバックドアのスイッチ位置はよく考えられている

本来であれば、電動テールゲートのナンバー灯付近に電動開閉スイッチが設けられているのですが、新型ノア/ヴォクシーの場合は、上の赤丸の通りリヤクォーターピラー付近に装備されているんですね。

この位置からであれば、車両後方に壁や車両があったとしても、サイドからバックドアが当たるかあたらないかを確認しながらオープンクローズできますし、何よりもバックドアに当たらないようにいちいち動き回る必要もないのが一番便利で楽に感じるところ。

パノラミックビューモニターをここまで深堀しているのはトヨタだけ

そしてもう一つが、パノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能)。

パノラミックビューモニターやマルチビューカメラ、インテリジェントアラウンドビューモニターなど、車両を上空から見て駐車の白線に沿った駐車が出来ているかどうか?などを確認する機能も当たり前になってきましたが、新型ノア/ヴォクシーの場合は、徐行などの動作中に「透明」になるのが一番の大きな差別化だと思うんですね。

上の画像の通り上空や斜めからでも白線を読み取れることはもちろんのこと、昇降板付の有料駐車場や輪止めなど、自車のタイヤ位置などを更に具体的に見える化しているところはトヨタの技術のみなので、先進装備の中でも更に深堀と工夫が施されているのは「やっぱりトヨタ凄いわ…」と思う所。

新技術として新たに導入しているPDAやSEAなども魅力的だとは思いますが、やはり既存技術を更に応用させることで、より安全性を強化してくるところは抜かりないと考えていて、一度知ってしまうと中々他のモデルに移ることは難しいかもしれませんね。

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