レクサス新型NXが大手中古車サイトにて「130台」販売中!一時期の中古車バブルに比べたら大暴落しているものの、まだまだ新車価格以上にて販売中

一時期の中古市場が異常だっただけ、正常な相場が安価に思えるのは仕方ない

2021年11月に2代目としてフルモデルチェンジを果たし、2023年3月より初めての一部改良版として発表・発売されたレクサス新型NXですが、一時期このモデルの中古車相場がバブル状態となり、新車価格よりも1.5倍~2倍高く販売されていることがありました。

しかし中古市場も、ようやく落ち着きを見せてきましたが、これまでの中古バブルが異常だっただけ、2023年4月末時点での正常な状態が「大暴落」しているように見えるのは致し方ないところ。

実際のところ、新型NXの中古相場がどれぐらいなのか?2023年4月30日時点で本モデルの中古車・新古車出品台数や相場、どういったボディカラーとグレードが多いのか?などをチェックしていきたいと思います。


2023年4月30日時点で、大手中古車サイトに出品されている新型NXは「130台」

まずは、大手中古車サイト・カーセンサーにて出品されている新型NXの台数とグレード別の内訳を見ていきましょう。

2023年4月30日時点での出品台数は「130台」で、グレード別での内訳は以下の通り。

【新型NXの中古車グレード別台数一覧(2023年4月30日時点)】

◇NX250・・・25台
(排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン搭載のガソリンモデル)

◇NX350・・・33台
(排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン搭載のガソリンモデル)

◇NX350h・・・63台
(排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+デュアルモーター搭載のハイブリッドモデル)

◇NX450h+・・・9台
(排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+モーター+リチウムイオンバッテリー搭載のPHEVモデル)

以上の通りとなりますが、一番多いのはやっぱり売れ筋のNX350h。

排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+デュアルモーターを組み合わせたハイブリッドモデルで、推奨燃料は無鉛プレミアム(ハイオク)ガソリンながらも、出力低下や多少のノッキングはありながらも無鉛レギュラーガソリンも給油可能とのこと。

ちなみに私も、一部改良前の新型NX350h F SPORT[2WD]所有していますが、ハイオク指定でパワフルなスペックを持ちながらも、高速道路+下道での往復 約550kmの長距離移動では18.2km/Lの実燃費を記録しているため、総合的に見ても満足度は高めだと考えています。

ボディカラーは圧倒的にホワイト系が多い

続いてはボディカラー別をチェックしていきましょう。

【新型NXのボディカラー別台数一覧(2023年4月30日時点)】

◇F SPORT専用ホワイトノーヴァガラスフレーク・・・68台

◇ブラック/グラファイトブラックガラスフレーク・・・24台

◇ソニッククォーツ・・・23台

◇ソニッククロム・・・7台

◇ソニックチタニウム・・・6台

◇ヒートブルー・・・2台

以上の通り、最も多いボディカラーはF SPORT専用ホワイトノーヴァガラスフレークの68台ですが、それだけF SPORTグレードを選択した方が多いということがわかりますね。

一方で非F SPORTのホワイト系となるソニッククォーツは、ブラック/グラファイトブラックガラスフレークよりも少ない23台となっています(ブラック系は画像だけだと見分けが難しいため、今回は敢えて2色で1項目として換算している)。

こうした内訳を見ていくと、意外にもマダーレッドやブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング、テレーンカーキマイカメタリック、セレスティアルブルーガラスフレークと濃色系のカラーが一台も出品されていないことから、改めて希少色であることがわかります。

2ページ目:新型NXの中古車相場はどうなっている?まだまだ新車販売価格よりも高い?