こんなことがあった。ゴールデンウィーク期間中にホンダ新型シビックタイプR(FL5)で高速道路へ→「延々と追越し車線を走る軽自動車」「左から追い抜いて追い越し車線に移動するクラウンの覆面パトカー」等

(続き)高速道路では追い抜きのやり方も注意しなければならない

追い込車線を延々と走行する違反行為以外にも、先程追い越し(右側)車線→走行(左側)車線で追い抜き→追い越し(右側)車線に戻るというシーンがあったことをお伝えしましたが、実はこれも違反。

つまり以下の通りで、「右側車線=走行車線」という認識でいることが問題になるわけですね。

右側車線から左車線へ移動、左車線から追い抜いて再び右車線に戻る → 違反

右側車線から左車線へ移動、左車線をしばらく走行し続ける → 違反にならない

こうしたルールを把握した上で高速道路を走行すれば、少なからず高速道路でのトラブル(特にあおり運転)を未然に防ぐことができるのではないか?とも思いますが、これはゴールデンウィーク特有だからどうこう…という問題ではなく、覆面パトカーでも同じようなことをしていたことがとても残念に思う所。


緊急走行中ではない覆面パトカーも左車線から追い抜いて右側車線へ?

ゴールデンウィーク期間中は、少しでも渋滞を避けるため、早く目的地(自宅)に到着するために常軌を逸した速度で走行する車も多いため、そういった車を取り締まるために、移動式オービスや覆面パトカー、高速機動隊のパトカーはとにかく元気。

ただどういうわけか、この日はたまたまドライバーや乗員がヘルメットをかぶり、ルームミラーとサイドミラーが2段に設けられた、分かりやすい黒の覆面パトカー(トヨタ・クラウンアスリート)が前方(走行車線)を走行していたのですが、この車が赤色灯を灯すこともサイレンを鳴らすこともなく、走行車線から一気に加速して右側車線の車両たちを追い抜き、そのまま右側車線へと移動、その後初めて赤色灯+サイレンを鳴らして違反車両(先程のN-BOX)を捕まえていました。

ただ残念ながら、覆面パトカーが赤色灯+サイレンを鳴らした状態での緊急走行となる前に、左からの追い抜き→追い越し車線への車線変更を行っているため、見方によっては「覆面パトカーも他と同じ違反行為やっちゃってない?」と思ってしまったり。

とりあえず私は、アダプティブクルーズコントロール[ACC]を使って大人しく左側の走行車線を延々と走行していたので、変なことに巻き込まれるようなことは無かったものの、走行車線の見晴らしだけが良いと感じたのは、シビックタイプR(FL5)に乗って初めての出来事。

改めて、高速道路のルールを事前に知っていることの重要性、無知であることの恐怖に気付かされたように思います。

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