トヨタ新型ヴォクシーで往復270kmの高速道路+下道の長距離インプレション!大雨でも燃費は「18km/L」以上…飲み物を飲もうとすると警告音が止まず注意される

2023年ゴールデンウィーク・ミニバン御三家の乗り比べ完了!今後は比較記事も公開予定

2022年3月に納車されて1年1ヶ月以上が経過している、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー(Toyota New Voxy, 90系)ハイブリッドS-Z・3列7人乗り[2WD]。

今回は、高速道路+下道270km走らせてのインプレッションをご紹介。

2023年のゴールデンウィークは、他に所有する日産の新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)やホンダ新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)含めた3台の長距離移動インプレッションを行うため、まずはそれぞれ単独でチェックしていくことに。

実際に所有してみて、子供や妻の意見も含めて比較することも中々できることではないので、3台での比較インプレは今後シリーズ化できればと思います。

もちろん、3台並べての徹底比較や撮影も実施していくので、検討されている方は参考にしていただけますと幸いです。


[雑感]新型ヴォクシーは、改めてミニバン御三家の中では一番操作しやすい

新型セレナ(C28)やステップワゴンで長距離移動した後、最も所有期間の長い新型ヴォクシーにて改めて高速道路や下道にて走らせて感じたことは、ステアリングフィールが軽やかで総合的に操作しやすいということ。

ステアリングの軽やかさにおいては、ステップワゴンのドッシリ感(17インチタイヤホイール)とセレナの軽やかさ(16インチタイヤホイール)の丁度中間地点でしっとりしていますし、接地面の安定性もステップワゴン寄り。

アダプティブクルーズコントロール[ACC]の操作は一番楽

そして、新型ヴォクシーが最も操作しやすいと感じたのは、高速道路でのアダプティブクルーズコントロール[ACC]の操作方法。

ノア/ヴォクシーの場合、高速道路にてある一定の速度に到達した時点で、上の画像の赤丸をプッシュすれば、その速度を固定した状態でレーダークルーズコントロール設定になりますし、速度調整したいときはステアリング右側のレバーの上下操作で±1km/hの速度調整が(設定で±5km/h or ±10km/hに変更することも)可能なので、ACC設定するまでに2アクション以上の操作が不要なのは楽。

ステップワゴンやセレナの場合は共通で、ある一定の速度に到達した時点でACC設定で準備完了 → 「SET」レバーを下に下げることで初めてACCが作動するので、たかが1アクションの動作が追加されるだけとはいえ、この1アクションの違いでロングドライブでは結構違ってくると個人的に感じています。

何だかんだでACCの動作画面はシンプルが一番見やすい

あとは高速道路にて、ACCを活用する際の画面が非常にシンプルだということ。

確かに様々な情報量が必要なときもあるとは思いますが、個人的には「敢えてシンプルで情報量が多すぎない」ほうが、ロングドライブに集中できて良いのではないか?と思ったり。

これはあくまでも慣れやドライバーの好みに委ねられるので、一概には言えない所ですが、情報が少なくとも、ACCの設定速度と自車速度、そしてACCの動作有無の情報があるだけでも十分といえば十分ですし、ACC設定にしていれば頻繁的にメーターを見るわけでもないので(ヘッドアップディスプレイがありますし…)、個人的にはヴォクシーのメーター情報は十分だと改めて感じた次第です。

アドバンスドドライブは結構厳しい…せめてコーヒーやお茶ぐらい飲ませてくれ

あと新型ノア/ヴォクシーのアドバンスドドライブ搭載車に乗っている方はあるあるかもしれませんが、高速道路にてACC走行中、コーヒーなどを飲もうとする際に「わき見運転に気を付けてください」と警告メッセージと警告音が鳴って怒られることがあると思うんですね。

あまり長時間飲むような動作を行うと「ポーン!ポーン!ポーン!…」と何度も警告音が鳴って激怒するため、確かにドライバーを監視するのは有難いことですが「お茶とかコーヒーぐらい飲ませてよ…」と思うことが多々あります。

やっぱり大型の後席モニターとDVDの組合せは子供に大人気

そして最後はやっぱり、14インチの有機EL後席ディスプレイとCD/DVDデッキの有無。

後席に子供や妻が乗る場合、長距離移動中は退屈になりがちなので、そういったときに自前のDVDと後席モニターでの映画鑑賞は無敵(スマホやSwitchを長時間見ると酔ってしまう場合もある)。

有機EL特有の高画質に加え、サウンドもテレビから発するような臨場感があるため、子供も退屈せずに車内にて楽しんでくれるので、運転しているコチラも満足度は高め(たまに映画の爆発音でかなり驚きますが…)。

もちろんHDMI端子も搭載されているため、Amazon Fire TV Stickにて好みの映画やアニメなども楽しめますから、そのときの気分でテレビ鑑賞を楽しめるのも、ヴォクシーの魅力の一つだと思います。

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