フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が納車されて5ヶ月が経過!無給油1,100km走行できるバケモン燃費だが、一方で機能性の統一感が無いのは残念

(続き)日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の納車5ヶ月インプレッション

引き続き、日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の納車5ヶ月後インプレッションをお届け。

前輪駆動[2WD]特有のセンターコンソールはシンプルで、木目調オーナメントパネルも手触りが良い

続いてはセンターコンソール周り。

私が所有する個体は前輪駆動[2WD]の上位グレードGになるため、ドライブモードはSTANDARD/SPORT/ECOの3種類のみ。

そして走行モードはダイヤル式ではなく、上の画像の通り上下のレバーで操作するタイプなので、ちょっと寂しい感じはあるものの、個人的にはこういったシンプルなレイアウトの方が、変に混乱せずにスマートに活用できるので好み。

センターコンソール周りのオーナメントパネルは、木目調のインストロアを採用しているため、シックな見た目はもちろんのこと、手触りも少しサラサラとして心地よいので運転中コンソールに触れることも多く気に入っているところ。

あとは運転席のパワーウィンドウレバーですが、”カチッ”とするクリック音が居心地の良いASMRで、何度でも操作したくなるほど。

さすがに何度も開け閉めしてたらヤバイ人になってしまうので、気持ちを抑えながら木目調インストロアを触って落ち着かせています(結果的にヤバイ人になってる)。


パーソナルディスプレイのストップランプは便利だが…

続いては、パーソナルディスプレイで準備されているストップランプについて。

上の画像の左側にある、エクストレイルの後ろ姿のことを指していて、リアルタイムでブレーキランプが点灯しているのかどうかを確認することが可能です。

「いやいや、そんな機能の何が良いの?」と思う方も多いと思いますが、日産の場合、走行モードをECO/SPORT、e-PedalをONにした状態にすると、アクセルを離した瞬間にブレーキランプを点灯させて回生ブレーキを発生させるんですね。

日産のe-POWERモデルに乗り慣れていない人からすると、アクセル開度の微調整で回生ブレーキ力を高めるというのはちょっと馴染みが無いところだと思うので(私もちょっと使いこなせていない)、どれぐらいのアクセル開度でブレーキランプが点灯しているのかを確認する上では結構便利に思っています。

ただその一方で、このパーソナルディスプレイは、他に所有する新型セレナe-POWERルキシオン(New SERENA e-POWER LUXION, C28)に設定されていないですし、新型フェアレディZ(New Fairlady Z, RZ34)の場合はパーソナルディスプレイはあるものの、ストップランプの項目が無いなど、同じ12.3インチのフル液晶メーターを採用しているのに、機能性の面では統一感が無いなど、ちょっと不満に感じるところがあります。

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