(2023年)フルモデルチェンジ版・ホンダ新型CR-Vが欧州でも発表!バッテリーのみで航続距離82kmを実現したe:PHEVも設定…何とリヤシートは「8段階のリクライニング調整」が可能に

(続き)欧州市場向けホンダ新型CR-Vのパワートレインやインテリアをチェックしていこう

引き続き、欧州市場向けホンダ新型CR-Vをチェックしていきましょう。

パワートレインについては、e:HEVとe:PHEVともに排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、軽量且つ高出力可能なデュアルモーターを搭載。

具体的なエンジン出力とトルク、モーター出力とトルクについては明らかにしていないものの、e:PHEVには大容量のリチウムイオンバッテリーが搭載される可能性が高く、更に四輪駆動[AWD]の設定があることも明らかにしています。


インテリアは見慣れた水平基調で高級感もアップ!

インテリアも基本的に北米市場向けと共通で、水平基調を意識したレイアウトはホンダのアイコンそのもの。

質感を意識した素材により高級感をもたらしていて、フローティングタイプのHonda CONNECT 9インチディスプレイオーディオは、新型ZR-Vやヴェゼル(New Vezel)、シビック(New Civic)などと共通。

メーターは7インチもしくは10.25インチのデジタルインストルメントクラスターが設定される予定で、エアコンはデュアルゾーンクライメートコントロールを採用。

12スピーカーのBOSE製オーディオシステムも搭載されていますが、こちらがメーカーオプション扱いなのか、上位グレードのみ標準装備なのかは不明。

そしてもう一つ気になるのが、予防安全装備Honda SENSINGですが、欧州では初となる新世代の全方向性Honda SENSING 360が設定されるとのこと。

日本市場向けでは、2024年春頃に発表・発売予定のフルモデルチェンジ版・新型アコード(New ACCORD)にて搭載される予定です。

欧州では2023年後半に発売予定!日本での発売予定は今のところ無し

最後に本モデルの発売時期ですが、欧州市場では2023年後半頃を予定しており、価格帯については同年夏頃に発表予定とのこと(残念ながら日本市場での販売予定は無し)。

そして競合モデルについては、日産の新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)やトヨタRAV4、スバル・フォレスター(Subaru Forester)、シュコダ・コディアック(Skoda Kodiaq)などが対象となります。

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Reference:CARSCOOPS