セレナの納期がヤバいな…フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナ(C28)の2023年5月中旬時点での最新納期情報は?e-POWER LUXIONの納車後インプレッションも
新型セレナe-POWER LUXION(C28)を約1,000km走らせてのステアリングフィールや乗り味はどうだ?
2023年4月に私に納車された、日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)[2WD]。
前回のブログでは、ルキシオンにのみ標準装備されるハンズオフ機能付きのプロパイロット(ProPilot)2.0が、納車から約1ヶ月は無料お試しキャンペーンとして利用できることをお伝えしました。
意外にもこの情報が認知されていなかったのか、当ブログにも「納車時期に合わせて長距離移動でプロパイロット2.0を活用してみようと思います!」などのコメントを多数頂いております。
今回は、セレナe-POWER LUXIONのステアリングフィールはどうか?他の競合ミニバンに比べてどのように異なるのか?をインプレッションしていきたいと思います。
ステアリングフィールはミニバン御三家で最も軽やか
まずは、セレナe-POWER LUXION(C28)のステアリングフィールについて。
トヨタ・ヴォクシー・ハイブリッドS-Z[2WD]や、ホンダ・ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE[2WD]の17インチタイヤアルミホイールに比べると、セレナの16インチタイヤアルミホイールは少しこじんまりしたようにも見えますが、実際に走らせてみるとステアリングフィールは最も「軽やか」。
ホイールがコンパクトで、タイヤ幅が17インチに比べて小さいからなのか、その分タイヤと路面の接地面積も小さくなり、転がり抵抗も小さくなるのでステアリングが軽やかに感じるのだと思われます。
セレナ(C28)は競合ミニバンに比べてファミリー層を強く意識している?
これはあくまでも個人的な推測なのですが、価格帯が高額なミニバンと云えども、やはり家族で活用するためのファミリーカーですから、ステアリングが軽やかになる分、男性だけでなく女性でも運転できるよう配慮したのではないか?と推測。
ミニバン御三家のなかでも、ステップワゴンが最もステアリング操作が重く、2番目に重いのがノア/ヴォクシー(ステップワゴンとヴォクシーでは軽さが大きく異なる)、そして3番目がセレナになるため、セレナからステップワゴンに乗り換えたときのステアリングフィールの違いには驚かされます。
乗り味はマイルド寄りだが、突き上げは気になる
続いては、セレナe-POWER LUXION(C28)の乗り味について。
先程は、ステアリングフィールがミニバン御三家で最も「軽やか」で取り回しも簡単であることをお伝えしましたが、乗り味についてはマイルド寄りながらも、ちょっとした段差や踏切、路面電車の線路を通過する際は「突き上げ」が少々大き目。
特に交差点のど真ん中にあるような路面電車の線路を通過する場合だと、徐行レベルの通過であっても後方からのショックが大きめで、2列目シートに突き上げが伝わってくるほど。
決して不快に感じるような突き上げではないのですが、競合ミニバンのヴォクシーやステップワゴンの17インチタイヤホイールに比べると少し目立つ印象です。
ただ、ヴォクシーの突き上げもセレナに近いレベルの突き上げなので、あくまでも路面電車の踏切に限定されますが、段差が小さめのところだと、その差は顕著に表れるかもしれません。
舗装された一般道や高速道路は快適
それでは何の変哲もない舗装された一般道や高速道路はどうなのか?と云われるが、これが結構しっとりとした印象。
特に高速道路を走行するときのロードノイズは、ヴォクシーやステップワゴンに比べると小さいため、ここにハンズオフ&アクセルオフのプロパイロット(ProPilot)2.0での移動となると、ドライブする側も快適ですし、助手席や後席に座る乗員も快適に過ごせているとのこと。