トヨタ新型ヴォクシー(ノア)HEV vs ホンダ新型ステップワゴンe:HEV vs 日産の新型セレナe-POWERのミニバン御三家比較!安全装備や静粛性の高さはあのモデルがダントツだった件

(続き)ミニバン御三家を比較していこう

引き続き、トヨタ新型ノア/ヴォクシーやホンダ新型ステップワゴン、日産の新型セレナ(C28)のミニバン御三家比較を行っていきましょう。

加速時の静けさ、静粛性の高さは日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)

続いては、加速時の車内の静けさや静粛性の高さについて。

これは言うまでもなく新型セレナe-POWER LUXION(C28)が一番優れていて、特に加速時の電気自動車のような静けさは、妻や子供も「この車って他の車よりも静かだよね」と言わせてしまうほど。

ただし、これはあくまでもヴォクシー・ハイブリッドとステップワゴンe:HEV、セレナe-POWERのハイブリッドモデルでの比較での話であって、ガソリンモデルでの比較は一切行っていないので、その点は予めご理解いただけますと幸いです(もしかするとガソリンモデルでの静粛性比較では、また違った結果が得られるかもしれない?)。

セレナe-POWERの場合、専用開発の排気量1.4L 直列3気筒自然吸気エンジンをベースに発電効率高め、更に新世代シリーズハイブリッドe-POWERを組み合わせることで、モーター駆動による出力やトルクの向上、そして燃費の向上にもつながっていますが、トータルパフォーマンスを先代から高めようと思うと、どうしても発電用エンジンの燃焼効率も高めていく必要があるとの認識ですが、まさかここまで競合モデルに大きなを差をつけるほどの静けさを持つとは…というのが正直なところ。

信号待ちなどで、発電用エンジンが動作する音は少々目立つものの、下道や高速道路走行時はほとんど気付かないレベルですし、何よりアクセルを踏み込んでもエンジンが唸るような音が無いのは、ピュアEVに近いシステムと云われるだけあって「日産も面白い車を作るなぁ」と思うばかりです。


2番目に優れるのはステップワゴンe:HEV、3番目はノア/ヴォクシーのHEVモデル

次いで静粛性が高いのはホンダ新型ステップワゴンe:HEVですが、こちらはアクセルを踏み込まずとも、周りの流れに合わせた下道走行であれば、静粛性の高さにおいてはセレナe-POWERに近づくレベルではあるものの、アクセルを踏み込んでエンジンが唸ったり、高速道路での静けさレベルではまだまだセレナe-POWERに追いつくことは難しいのでは?と感じたり。

そして3番目は新型ヴォクシー(ノア)ハイブリッドですが、こちらはステップワゴンと同じような条件で走らせても、すぐにエンジンが唸ったりすることが多く、静粛性においては最も課題の残るモデルだと考えています。

【新型VOXYと新型STEPWGNの静粛性比較!トンネルのノイズがうるさいのはどっち?【新型NOAH】】

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