【悲報】三菱の新型デリカミニにまたも不具合(不良品)!今度は純正ディーラーオプションの「ナンバーフレーム枠」がレーダー機器に干渉して装着不可→販売停止に

2023-06-12

まさか新型デリカミニの純正ディーラーオプションで、早くも2件の不具合が出てしまうとは…

2023年6月に私に納車された、三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]。

前回納車速報レポートという形で、私が購入した仕様などをご紹介しましたが、その一方でちょっとした不具合・不良品があったこともお伝えしました。

今回は、三菱の純正ディーラーオプションにて不具合・不良品が確認されたパーツをチェックしていきましょう。

ちなみにデリカミニのディーラーオプション不具合が発生したのは、今回で2回目となりますが、1回目はナビドラレコパッケージの不具合でした。


今回不具合が確認されたのは、ディーラーオプションのナンバーフレーム枠

先日、私のデリカミニが納車された際、三菱ディーラーの担当スタッフさんより報告を受けたのが「ディーラーオプションのナンバーフレーム枠が装着できない」という不具合。

見積もり作成並びに新車注文する際、デリカミニ専用&純正のディーラーオプションとなるナンバーフレーム枠を選択していた私ですが、今現在、私のデリカミニには「フロントのみ」ナンバーフレーム枠が装着されていません。

それではどうして、フロントにナンバーフレーム枠を装着することができないのでしょうか?

根本的な設計ミス?ナンバーフレーム枠とレーダークルーズコントロール用のレーダー板が干渉して装着できない

こちらがナンバーフレーム枠を装着できない理由ですが、上の画像の赤丸にある通り、ナンバーフレームの真下にあるレーダークルーズコントロール用のレーダー板とナンバープレートとのクリアランスが全くなく、レーダー板に乗っかるような形でナンバープレートが装着されているんですね。

これにより、ナンバーフレーム枠を装着することができず、レーダー板と干渉してしまうわけです。

こちらがディーラーオプションのナンバーフレーム枠。

装着イメージとしてはこんな感じ。

画像だと分かりづらいですが、イエローのナンバープレートよりも大きいために、どうしてもレーダー板と干渉して取り付けるすることは不可能ですから、例えばナンバープレートを固定する台座に厚みを設ける、もしくはスペーサーを追加することで、レーダー板とクリアランスを設ける(ナンバーフレーム枠を逃がすイメージ?)ことが一番シンプルかもしれません。

この構造を見る限り、ディーラーオプションのナンバーフレーム枠を装着することを想定していない設計だったと予想されますが、なぜ発売前にこの問題に気付かなかったのかが不思議(あまりにも見切り発車のような気もしますが…)。

ちなみにこの問題は、他の店舗でもデリカミニにナンバーフレームを取り付ける際に発覚しているため、ナンバーフレーム枠を購入されたオーナーさんの車両には「フロントにナンバー枠が装着されていない」状態にて納車されているのではないかと予想されます。

リヤナンバーフレーム枠は干渉していないため、「リヤだけ」装着している

ちなみにリヤのナンバーフレーム枠に関しては、特に何かと干渉しているわけではないので装着可能ですが、リヤだけ装着だとあまりスマートではない印象。

三菱ディーラー曰く、このナンバーフレーム枠に関しては、現在三菱が対策品を検討しているとのことで、対策品が完成次第、無償にて交換予定とのこと。

三菱公式ホームページでも、ナンバーフレーム枠のディーラーオプションが削除された模様

デリカミニの公式ホームページ上にも、(2023年6月11日時点で)純正ディーラーオプションのナンバーフレーム枠は削除 → 販売を一時的に停止にしている状態です。

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