ホンダ新型ZR-Vが納車されて1か月が経過!新型シビック(FL)ベースなのでアイポイント低めでサイズ感は掴みやすい?夏場のエアコン+パドルの組合せが気持ちイイ?

早いもので、私の新型ZR-Vが納車されて1か月経過

2023年5月に私に納車されて、早くも1か月が経過したホンダ新型ZR-V e:HEV Z[AWD]。

走行距離は約1,200kmほどと順調に距離を伸ばしていて、近日中にも往復 約470kmもしくは650kmほどの高速道路+下道移動が控えているわけですが、改めて思うのは新型シビック(New Civic, FL)のプラットフォームをベースにしていることもあり、走りがとても安定しているということ。

そして四輪駆動[AWD]モデルだからといって決して燃費が悪いわけではく、おまけに燃料タンク容量もとても大きいため、満タン給油で1,000km近く走行できるんですね。

ここまで使い勝手も良く、満足度の高いモデルも珍しいのではないかと思いますが、今回は納車されて1か月経過しての雑感をまとめていきたいと思います。


見れば見る程にカッコいい!ボディカラーも手伝って注目度は高い

まずは新型ZR-Vのエクステリアについて。

本モデルが発表された当初、SNSなどではエクステリアデザインのネガティブ・批判の声が多かったように感じられますが、デザイン面に関してはユーザーによって好みは様々なので仕方ないものの、いざ実車を見てみると、これまでのホンダとは異なる独創的なテイスト。

特に、コンパクトながらもワイドなフロントグリルと縦型基調のグリルパターンの組合せはユニークで、マセラティ・レヴァンテ(Maserati Levante)のような欧州チックな側面も見せていますし、個人的にはオシャレなデザインで結構好み。

そしてボディカラーは新色のプレミアムクリスタルガーネットメタリックを選択していますが、発表される前はカラーサンプルしか確認できず、実車も見ていない状態で選択したものの、実際私のもとに納車されて1か月経過した今でも、「この色を選んで良かった」と思えるほどに上品で個性的。

マツダのソウルレッドやレクサスのラディアントレッドとは異なり、これまでのホンダでは少々珍しい小豆色なのですが、光の加減によってZR-Vの新たな一面を写し出してくれるエキゾチックなカラーだと思います。

リセール面はあまり期待はできないとは思いますが、それ以上の満足感や特別感がありますし、何よりも個性的なボディカラーなので周りからの注目度も結構高めだと思います。

DセグメントSUVながらも、そこまで大きさを感じさせないサイズ感

続いて、本モデルが納車されて1か月が経過し、実際に普段使いしてみて感じたのが「DセグメントSUVながらも、そこまで大きく感じなかった」ということ。

これはあくまでも私の感覚での話になるため参考程度に見て頂けるとありがたいのですが、運転席からの見晴らしが良好に感じる分、車幅感覚が掴みやすいからなのか、道幅の狭いマイナーロードでもスイスイ通過することができますし、何よりも大型ショッピングセンターの立体駐車場や地下駐車場などにおいては、何度もハンドルを切り返して駐車することが無いんですね。

ZR-Vのサイズ感は意外とすぐに掴みやすい?

ZR-Vのボディサイズは、全長4,570mm×全幅1,840mm×全高1,620mmと大柄に見えますが、他に所有する競合モデルの日産の新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)だと、全長4,660mm×全幅1,840mm×全高1,720mmと全長90mmの違いがあるため、この長さの違いだけでもバック駐車するときの難易度は大きく異なるように思いました。

軽自動車やフィット4のようなコンパクトカーからの乗り換えだと、最初はサイズ感に慣れなかったりするとは思いますが、上述の通り運転席の見晴らしが優れている上に、アイポイント低めで車幅感覚も使い見やすい印象があるため(エクストレイルやトヨタ新型ハリアー/RAV4よりも結構低い)、意外とすぐに慣れるかもしれませんね。

2ページ目:ZR-V専用の減速セレクター(パドルシフト)とエアコンの組合せが絶妙に気持ちイイ?