レクサス新型IS500 F SPORT Performanceが納車されて2か月が経過しての不満!オートハイビームは他車に迷惑をかけるレベルで使い物にならず酷かった

以前所有していたIS300 F SPORT Mode Blackでも感じていたことだが、新型ISのヘッドライトはとにかく明るい

2023年4月に私に納車されて2か月が経過した、レクサス新型IS500 F SPORT Performance。

高速道路を利用した長距離移動や、週末乗り用として堪能している一台ですが、その見た目のカッコ良さに加えて、実用性も両立するハイパフォーマンススポーツセダンとして重宝している一台です。

そんなIS500が納車されて2か月が経過し、改めて感じたのは夜間時のヘッドライトがとにかく眩しいということ。

厳密には、対向車や前方に車両が居るにも関わらず容赦なくオートハイビームするというもので、これは私が以前所有していた特別仕様車IS300 F SPORT Mode Blackでも全く同じ不満ポイントでした。


悪意があってハイビームにしているわけではなく、対向車からはパッシング、前方車両からはクラクションを鳴らされたことも

IS500 F SPORT Performanceが納車されて一番に不満に感じるのは、上述にもある通り、前方車両や対向車が走行しているにも関わらず、容赦なくオートハイビームONになること。

本来オートハイビームの役目としては、夜間走行時に周囲の明かりの状況によりハイビームで走行可能と判断した場合、ロービームをハイビームに自動的に切り替え、前方視界確保をアシストするというもの。

先行車や対向車などを検出すると、ハイビームからロービームへ切り替え、ドライバーの切り替え忘れを防ぐとともに手動操作の煩わしさを軽減するというメリットがありますし、スイッチ操作でオフ(手動でのハイビーム/ロービーム切り替え)にすることもできるというもの。

あくまでも夜間運転支援の一つですし、完璧に支援し切れるわけではないことは理解しているものの、それでもISのオートハイビームは看過できないレベル。

IS500 F SPORT Performanceや、以前所有していたIS300 F SPORT Mode Blackでは、常時レベルでハイビームに切り替えられていて、対向車からは何度もパッシングを受け、前方車両からハザードもしくはクラクションを鳴らされることがありましたし、運転している側からも「さすがにこれは眩し過ぎるわ…」と思う程。

そのため、IS500での夜間走行時に関しては、特に前方に車両が居る場合はできるだけオートハイビームをOFFにして手動操作に切り替えるように心がけていますし(運転席右側のエアコンの吹き出し口直下にオートハイビーム用のON/OFFスイッチがあり、それで切り替えるだけなので楽)、もしくはヘッドライトが点灯しない日中に走らせるよう気を使っている部分もあります。

せっかくのカッコいい車なのに、周りからは「あの車すんごいハイビームしてくるやん…もしかして煽ってる?」と思われてるかもしれませんし、運転支援が過剰になっているのか、それともISのオートハイビームの感度があまりにも強いのかは不明ながらも、この点はもう今後のトラブルやリス回避も兼ねて改善してほしいところ(運転支援で路上トラブルなど起きたらさすがに宜しくない)。

レーダークルーズコントロールの精度は世代の古さを感じる?

続いてIS500 F SPORT Performanceで不満に感じているポイントが(っというか気になる?)、レーダークルーズコントロールの精度の低さ。

Lexus Safety System+をベースとした予防安全装備ということもあってなのか、私も実際に高速道路にてレーダークルーズコントロールにて高速クルージングを行ったところ、下り坂や少しRの大きいカーブ手前においては、ナチュラルなアクセルオフによるエンブレでの減速支援ではなく、フットブレーキを多用しているようなぎこちなくも強い減速という印象で、やたらブレーキの介入を感じたというのが正直なところ。

ただ、平坦且つ直線での高速巡航や、前方車両との車間距離が近くなったときの速度調整においては、先程のフットブレーキのような強めの介入ではなく、ナチュラルなエンブレのような減速が主だったように感じられました。

この点は新型NXの新世代予防安全装備と大きく異なるところですが、IS500レベルの大排気量スポーツセダンクラスになってくると、そういった繊細なクルージングよりも、ゆったり自分のペースで優雅に、そして大らかに走らせた方が車の仕上がりと方向性的にマッチしているのかもしれませんね。

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