トヨタ新型ヴォクシーを1年3か月以上所有→足回りやエンジン、乗り心地などの変化は?「車高が低い」とは云われているが、下回りを擦ったりぶつけたことは?

(続き)トヨタ新型ヴォクシーの納車後1年3か月経過してのインプレッションと一部改良情報は?

引き続き、トヨタ新型ヴォクシーについてインプレッションしていきましょう。

新型ヴォクシーを1年か月以上所有して「擦った」ことは?

続いては、1年3か月以上所有してトヨタ新型ヴォクシーを”擦った”りぶつけたことがあるかどうか?について。

この「擦ったことがあるかどうか?」というのを今回の項目に含めたのは、モータージャーナリストや車系YouTuberの方々の動画にて「ヴォクシーは車高が低いから下回りやリップなどが擦りやすい」というインプレッションがあったため。

実際に1年3か月以上所有し、走行距離9,500km以上走らせてみての結果としては、全く擦ったりぶつけたりすることはなく、むしろ車高はそこまで低いという印象も無かったということ。

以前、アニメ「鬼滅の刃」で話題となった福島県の会津芦ノ牧温泉・大川荘に宿泊した際、ヴォクシーを駐車した場所が第6駐車場というところだったのですが、こちらの坂の傾斜が結構キツめ。

これが車高低めのトヨタ新型プリウス(Toyota New Prius)やレクサスIS500 F SPORT Performanceだったらリップもしくは腹下を擦っていた?可能性は無きにしも非ずですが、ヴォクシーだと上り下り共にリップなどを擦る心配も無く、スムーズに通過できたことを覚えています。

一見してワイド&ローに見えるヴォクシーですが、見た目ほどそこまで気を張るような低さ(最低地上高140mm)でもないと考えていて、そういった意味ではとても扱いやすいミニバンではないかと思います(全幅も1,730mmと幅狭なので気軽に使える)。


そういえば新型ノア/ヴォクシーの一部改良情報はどうなった?

最後はインプレッションとは異なりますが、90系ノア/ヴォクシーのフルモデルチェンジ版後”初”となる一部改良版について。

2023年7月初旬時点で、ノア/ヴォクシーのガソリン・ハイブリッド(HEV)ともに納期は半年以上となっていますが、残念ながら2023年内の一部改良や特別仕様車の追加は無しとのこと。

やはりパノラミックビューモニター[PVM]やトヨタチームメイト・アドバンスドパークをセットにした38Cコードメーカーオプションの長納期化がまだまだ影響しているとのことで、一部のディーラーでは、38Cコード付きオプションの受注を一時的に停止しているところもあるほど。

具体的な受注再開時期も不明なままとのことですから、まずは発売から2年が経過する2024年1月以降で何か動きが起きないかを待つ必要があるかもしれないですね。

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