フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)で片道200km以上の高速道路インプレッション!エアコンフル稼働でも「19km/L」と中々に優秀だった

2023-07-05

ようやく実現した新型エクストレイルe-POWER(T33)での長距離移動

2022年12月に私に納車されて6か月以上が経過している、日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)Gグレード[2WD]。

前回のブログでは、本モデルの燃費性能が優れているだけでなく、無給油にて1,200km以上走行できることをお伝えしました。

今回は、ようやくエクストレイルで初めての片道200km以上となる高速道路+下道を走らせてのインプレッションと、実燃費性能をチェックしていきたいと思います。

あくまでも速報レベルにはなりますが、今回のブログでは往路の燃費性能や高速道路でのインプレッションをお届けしたいと思います。


往路①の区間燃費をチェックしていこう

それでは早速、高速道路+下道に加え、エアコンフル稼働にて走行した場合の燃費をチェックしていきましょう。

まずは往路①になりますが、スタート時の給油後走行情報は以下の通り。

◇平均燃費:19.1km/L

◇平均速度:56km/h

◇走行距離:264.9km

◇走行時間:5時間31分

◇航続可能距離:698km

下道 約10km+高速道路 約30kmの往路①区間燃費

こちらが往路①を走行した燃費情報。

なお高速道路では、基本的に周りの速度に合わせながらもクルーズコントロール(プロパイロット)をメインにて活用しての走行になります。

そしてこちらが、往路①の区間燃費や区間走行距離、区間走行距離になります。

◇平均燃費:18.7km/L

◇往路①区間燃費:15.9km/L

◇平均速度:57km/h

◇走行距離:304.7km

◇往路①区間走行距離:39.8km

◇走行時間:6時間13分

◇往路①区間走行時間:38分

◇航続可能距離:656km

走行時間が朝9時の通勤ラッシュで、おまけに朝一のコールドスタートということもあり、最初はどうしても発電用エンジンの動作比率が高かったのだと予想されますが、あとは車内に乗り込んでいる間はエアコンフル(AUTO)稼働だったため、その影響もあってバッテリーの消費も早かった可能性が高そうです。

往路②の区間燃費をチェックしていこう

続いての往路②では、高速道路 約130km(サービスエリア → サービスエリア)の走行となりますが、アップダウンのある道に加え、平坦な長距離の高速区間でも、エアコンフル稼働といえどもストップ&ゴーの全く無い高速道路での燃費は中々に優秀。

高速道路 約130kmの往路②区間燃費

そしてこちらが、往路②の区間燃費や区間走行距離、区間走行距離になります。

◇平均燃費:18.9km/L

◇往路②区間燃費:19.4km/L

◇平均速度:64km/h

◇走行距離:434.8km

◇往路②区間走行距離:130.1km

◇走行時間:7時間43分

◇往路③区間走行時間:1時間30分

◇航続可能距離:544km

以上の通り、オール高速道路&フルエアコン稼働で19.4km/Lの区間燃費はさすがの一言。

ナチュラルな追従機能は、長距離移動時の体の負担を最小限にしてくれる

DセグメントSUVというサイズ感と重量感、そして運転支援のプロパイロット(ProPilot)をフル活用しながらも、ここまで優れた燃費性能だとは予想もしていませんでした。

特にプロパイロット機能に関しては、ハンドル支援と車線維持の介入がかなり厳しい印象ではあるものの、前方車両との車間距離の調整、そして速度調整においてはブレーキランプをほぼ点灯することなく、自身でのアクセル開度にて速度調整するかのようなナチュラルな追従性なのはグッド(おまけに減速時の回生力はかなり強い)。

特に距離が伸びれば伸びるほど、このナチュラルな追従性による車体の揺れの小ささが、ドライバーだけでなく乗員の体の負荷を最小限にしてくれるので、この点はトヨタの新世代Toyota Safety Senseと良い勝負なのではないかと考えています。

2ページ目:往路③では下りメインで「24km/L」の低燃費を記録?!