何となく予想はしていたが…トヨタ新型40系アルファード/ヴェルファイアで顧客とディーラーが揉め事?顧客「どうせ受注停止して売れないんだから展示車売ってくれよ」

何となく予想はしていたが…トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアに関して、販売店では案の定、顧客が揉めたことも

これだけ厳しい条件で抽選に漏れてしまい、結局のところいつ納車できるかもわからない状況が続く中、私がお世話になっているトヨタディーラーでも案の定「揉め事」が。

以下は、販売店に来ていたお客さん(推定40代前半から中盤ぐらい?)とディーラースタッフさんとのやり取りになりますが、「お客さんによっては、こういう話も出てくるよね…」といった内容。
注)あまりにもキツイ言い方をしていたので、一部表現をマイルドにしています

お客さん:新型アルファード/ヴェルファイアの初回の枠が埋まってるなら、今はもう受注を受け付けていないんだよね。

ディーラー:はい。今は受注を一旦停止し、タイミングを見て2024年8月以降の枠をどうするか、メーカーからの連絡が来次第、検討していく予定です。

お客さん:今受注停止してるのなら、この店にある試乗車と展示車って必要ないよね?何で販売できない車の試乗車と展示車なんか置いてるの?おかしくないか?

ディーラー:既に購入されたお客様や、今後購入を検討されるお客様のために置いていますので、デモカーを売ることはできないのです。どうかご理解ください。

お客さん:それなら抽選に申し込んだ僕に売ってよ。ちょうど欲しかったグレードだからさ。抽選外したのはキミらなんだから、それなりの責任とってよ。

っと、このようなやり取りが40分近くかかっていたわけですが、確かに受注停止しているモデルの試乗車・展示車を購入したいという気持ちは理解できないことはないですが、おそらくこういったやり取りは一部に限らず、他の販売店でも起きているのかもしれません。


県外からの問合せ含め、やはり「デモカーを売ってほしい」という声は多いようだ

ちなみに私がお世話にになっているトヨタディーラーでも、上記の「試乗車・展示車を売ってくれ」という問い合わせは非常に多く、その多くが抽選に漏れた方ですが、なかには新規の方や、県外からの問合せも多いとのこと。

それだけ早期的に新型アルファード/ヴェルファイアの納車を望む方が多いのか、それとも別の理由があるのかは不明ですが、ユーザー向けの納車が本格的に始まるであろう2023年8月上旬から、一体どれだけのペースで業者オークションに出品されてしまうのか、一体どれぐらいの金額で転売されてしまうのかは気になるところです。

あとこれは参考までになりますが、(トヨタディーラーによると)トヨタが激推ししているサブスクリプションサービスKINTOにて契約した場合、グレードやメーカーオプションの組合せなどの制限はあるものの、従来のキャッシュ一括やディーラーローン、残クレなどに比べると納期は3か月~4か月とかなり短いそうで、これはあくまでも2023年6月下旬の話。

同年7月に入ってから、意外にも納期優先でKINTOでの契約者が増えているとのことですが、KINTOでも遂に10か月ほどまで納期が延びているとのことです。

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