えっ、そうなの?フルモデルチェンジ版・日産の新型エルグランド(E53)が2023年10月にデビューとの噂。トヨタ新型40系アルヴェルやホンダ新型オデッセイにどう対抗する?
なお日産ディーラーには次期エルグランド(E53型)に関する情報は入っていないそうだが…
2023年6月21日にトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)が発表・発売された一方、同年9月に先行受注受付けし、同年12月に発表・発売予定となっているホンダの一部改良版・新型オデッセイ(Honda New Odyssey)。
2022年は、国産ミドルサイズミニバンのトヨタ新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)とホンダ新型ステップワゴン(New STEPWGN)、そして日産の新型セレナ(Nissan New Serena, C28)と御三家が揃いましたが、どうやら2023年はフラッグシップ(orラージサイズ)ミニバンの御三家が揃う?との噂が浮上しています。
国内自動車情報誌ベストカーさんの報道によると、どうやら2023年10月にフルモデルチェンジ版・日産の新型エルグランド(New Elgrand, E53)がデビューするとのこと。
エルグランド(E53)含むラージサイズミニバン御三家が、2023年10月開催のジャパンモビリティショーに登場?

現時点では、本当に新型エルグランド(E53)がデビューするかは定かではありませんが、ベストカーさんの報道によれば、2023年10月26日~11月5日に開催されるジャパンモビリティショー2023(旧東京モーターショー)に出展される予定とのこと。
しかも、この他にも競合のラージサイズミニバンである新型オデッセイや新型アルファード/ヴェルファイアも出展される可能性が高いとのことで、本イベントでは思わぬ形でミニバン御三家が揃うとの噂も。
もしこの情報が事実であれば、日産は次期エルグランド(E53)にどのようなプラットフォームを採用するのか、どのようなエンジンを搭載するのか、そしてデザイン言語はどのような仕上がりになるのかが気になるところ。
プラットフォームは新規?それともE52からの流用?
ちなみに2022年11月に発表された新型セレナ(C28)は、先代C27以前より採用されているCプラットフォームを流用していて、厳密にいえば2005年に3代目としてデビューしたC25から約18年間に渡って流用されているわけですが、エルグランドもその流れを汲む可能性は高そうなところ。
なお現行E52型エルグランドでは、セレナとは異なるDプラットフォームを採用していますが、開発コストの低減や開発期間の短縮などを考慮するとなると、プラットフォームの流用は最善の策だと思いますし(フェアレディZ(RZ34)やGT-R R35も同様)、より熟成されたプラットフォームだからこそ信頼性も高くなりますが、その一方で現代のニーズに合わせたボディサイズや剛性、バランスなどを考慮すると、もしかすると競合モデルに劣る部分は出てくるかもしれません。