これ、トヨタに怒られない?中国Omodaが「レクサスのパクリ」と揶揄される4ドアセダン新型O5 GTを中国にて発売!内装はレクサスよりも魅力的だった件
(続き)レクサスにそっくりな中国Omoda新型O5 GTを見ていこう
そしてここからは、中国Omoda新型O5 GTのインテリアを見ていきましょう。
内装はレクサスよりも近未来的で先進的ですし、まるでメルセデスベンツのレイアウトを意識したような仕上がりに。
ちなみに運転席には、10.25インチのフル液晶メーターとセンターナビゲーションディスプレイが搭載され、エアコン関連のスイッチ系はピアノブラック調に仕上げながらも、静電式タッチパネルではなく物理スイッチで操作性を向上。
ステアリングホイールはスポーティではないものの、スイッチ関連はピアノブラック調で引き締まったデザインに。
センターシフト周りはシンプルながらも、クローム調のオーナメントパネルやトリムが高級感を高めていますね。
あとはフェイクカーボンファイバートリムや、ブラックレザースタイルの室内装飾に赤いパイピングが施されたバケットシート(ラバレッドも用意)、アルミペダルを装備。
上位グレードになると、シートヒーターやシートベンチレーション機能が備わり、ブラインドスポットモニター[BSM]などのADAS機能がアップデートするそうです。
シートはスポーティなダークローズの本革もしくは合成皮革を採用しますが、先程のエクステリアのことを思い出すと、尚のことレクサスRX F SPORTをイメージさせますね。
直4ターボ搭載で直線での加速性能は意外と高め?
ところで気になるパワートレインですが、排気量1.6L 直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力197ps/最大トルク290Nmを発揮、トランスミッションは7速DCTのみ、駆動方式は前輪駆動[FF]のみとのこと。
直線での0-100km/h加速性能は6秒と意外にも早く、Omoda曰くコーナリング性能も抜群に高いそうです。
気になる価格帯は不明ですが、まずはメキシコ市場向けとしてラインナップされた後、ロシア市場でも販売予定とのことで、どうやらロシア市場はブランド世界売り上げの45%を占めているメイン市場の一つにもなっているようです。
中国ではOmoda以外にもレクサスにそっくりなモデルを発表していた
先程のOmoda新型O5 GTも中々に強烈なブランドですが、過去に中国では、新ブランド且つ新型EVとして発表されたTuxin T700(图新汽车 T700)というモデルも発表されました。
エクステリアは、見ての通りレクサスRX F SPORTをそのまま模倣。
よくこのデザインで、中国の済南国際会議展覧センターにて開催された第7回山東省国際省エネルギー新エネルギー自動車展に出展されたな…と驚きを隠せませんでしたが、その後市販化に関する話は一切なく、もしかするとコンセプトモデル止まりだったのかもしれませんね。
そして最後は、こちらも中国の自動車メーカーZotyeの傘下であるDamaiが発表したDomy X7S。
こちらも見るからにレクサスRX F SPORTに酷似したフロントマスクですが、ヘッドライト意匠はどことなくトヨタGRスープラ(Toyota GR Supra)風。
X7は、車両本体価格が約152万円~275万円と意外にリーズナブルで、品質面ではレクサスには到底敵わないとは思いますが、ここまで見事に似せてくるZotyeの精神力は相当なもの。
パワートレインは、排気量1.5L 直列4気筒エンジン(最高出力163hp)と、排気量1.8L 直列4気筒ターボエンジン(最高出力177hp)、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジン(最高出力190hp)の3グレードがラインナップされています。
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Reference:CARSCOOPS