レクサス新型IS500 F SPORT Performanceが納車されて4か月が経過。父曰く「この車は踏まないとIS500であることを忘れてしまう。だから踏みたくなってしまう」

新型IS500 F SPORT Performanceは、私の父にとってもかなり良い刺激になっているようだ

2023年4月に私に納車されて4か月が経過した、レクサスのハイパフォーマンスモデルとなる新型IS500 F SPORT Performance[2WD]。

メインで運転するのは、以前より大排気量V8スポーツセダンを好む父となりますが、今回は本モデルが納車されて4か月経過しての印象や使い勝手などをチェックしていきたいと思います。

おそらくレクサスとしては最後になるであろう、排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載する後輪駆動[FR]スポーツセダンですが、本モデルの新規受注は完全には停止しておらず、少しずつ追加の受注枠が入ってきているとのことですが、予想以上に追加枠の埋まりが早いとのこと。

納期に関しては、ディーラーでの振り分け台数によってバラつきはあるものの、私がお世話になっているレクサスディーラーでの情報によると、2023年8月下旬に追加の受注枠の受付けがあり、それを発注すれば2023年末~2024年春頃には納車可能となっているそうです。


新型IS500 F SPORT Performanceの見た目について

早速、新型IS500 F SPORT Performanceが納車されて4か月経過しての印象を確認していきたいと思います。

基本的には父の感想がメインとなるため、ここからはインタビュー形式にて見ていきましょう。

私:いや~IS500が納車されて4か月経ちましたね

父:うむ。あんまり頻繁的には乗れていないけど、週末乗りで使うと楽しいよ

私:IS500のデザインは見慣れてきましたか?

父:もちろんカッコいいし、最初は”派手過ぎないか?”と思ったけど、見慣れてくると良い感じだね

私:それなら良かったです。以前はヒートブルーのIS300 F SPORT Mode Blackに乗ってて、かなり派手でヤンチャな感じでしたが、チタニウムカーバイドグレーだと渋さが増して若者以外の方でも乗りやすそうです

父:エンジン始動音と最初の暖気の際は結構うるさいから、近所のことを考えないといけないけどね

私:確かにそうですね…

父曰く、(見た目の感想は人によってそれぞれですが)やはりIS500の見た目は、かなりアグレッシブで満足度は高いとのこと。

そして、毎回のエンジン始動音の勇ましさには痺れているそうで、「自分は今、V8 NAのスポーツカーに乗っている」「V8 NAの刺激的なサウンドのお陰で週末の楽しみが増えている」というのも印象的でした。

IS500 F SPORT Performanceのドライブフィール①について

続いて、IS500 F SPORT Performanceのドライブフィールについてチェックしていきましょう。

私:運転の方は慣れてきましたか?

父:足腰も弱くなって、車高の低い車は乗降りし辛いけどIS500はまだ何とか大丈夫。運転自体は特に問題はないかな

私:運転していて気になるところとかはありますか?

父:フロントボンネットかな。IS500はボンネットが膨らんでいるから、それが特徴の一つだと思うけど、運転し続けると「見晴らし」という点では少し不便に感じるかも。特に段差を通過するときとか

私:なるほど。実用性よりもデザインとインパクトを優先する一方で、目の前の段差などが見えづらくなるというデメリットもあるんですね。あまりその点は気にしていませんでした

父:〇〇(私の名前)もたまには乗ってあげなさい

私:あっ、はい。すみません

確かに考えてみると、日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)のフロントフードボンネットに設けられたパワーバルジも、運転席から見たときに「カタマリ」を感じることはできるものの、コンビニの駐車場に入る際に歩道の段差を乗り上げるとき、目の前の段差が分かりづらくて顔を上げて慎重に確認することが多かったことを思い出しました。

IS500のパワーバルジも同様だと思われますが、優先すべきデザインがある場合、多少の実用性を犠牲にすることは致し方ないと思いますし、この点は父も私も不満要素として持っているわけではないため、「不便に感じるところもスポーツカーの個性」だと割り切ることができそうです。

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