【驚愕】コリン・マクレーが所有していたスバル・インプレッサ22B STiプロトタイプがとんでもない価格にて高額落札!日本の量産車の盗難被害が心配だ

日本製スポーツカーの高騰っぷりはまさに天井知らず!このまま高嶺の花となってしまうのか?

以前、WRC選手権のレジェンドドライバーでお馴染みとなるコリン・マクレー氏がかつて所有していた、1998年式のスバル・インプレッサ22B STiプロトタイプ(Subaru Impreza 22B STi Prototype)が競売に出品されることをお伝えしました。

この個体が、2023年8月26日に開催されたシルバーストーン・フェスティバル・オークションにて出品され、とんでもない金額にて落札されたことが明らかとなりました。

果たしてどれほどの金額となったのか?今後もインプレッサ22B STiは天井知らずの高騰っぷりを見せ、「高嶺の花」となってしまうのでしょうか?


世界に僅か3台しか存在しない幻のプロトタイプモデル

おさらいにはなりますが、こちらが今回高額値で落札されたという、コリン・マクレー氏がかつて所有していたスバル・インプレッサ22B STiプロトタイプ。

この個体は、スバルに1998年11月に納入した貴重なプロトタイプモデルで、ラリーからインスピレーションを得た限定モデル・インプレッサ22B STiを製作するために特別に製作されたもの。

このプロトタイプが存在するのは、世界でも僅か3台のみで、今回出品されたのはその内の1台でした。

量産モデル含めての製造台数は、日本向けに400台、イギリス向けに16台、オーストラリア向けに5台、そしてプロトタイプモデルの3台の計424台を製造したとのことですが、日本向けの個体は初日に即完売。

「22B」の意味・由来は?

インプレッサ22B STiは、スバルのWRCチームが1995年~1997年の3年連続でWRCマニュファクチャラーズ・チャンピオンシップを獲得したことを祝うモデルで、同社の40周年記念モデルでもありました。

「22B」という名の由来に関しては諸説ありますが、当時スバルWRCチームのスポンサーとなっていたタバコのブランド「555」に由来していると言われていて、これを16進コードで「22B」に変換されることから、名付けられたとも云われていますし、排気量2.0L → 2.2Lへとアップデートされたから、とも云われています。

インプレッサ22B STiのために特別に作られたEJ22型ボクサーエンジン

そのため、本モデルのパワートレインは排気量2.2L EJ22型水平対向4気筒ターボエンジンを搭載し、ギア比やクラッチ、ドライブシャフト、ブレーキ、サスペンションを専用モデル用に変更し、最高出力は当時の自主規制いっぱいとなる280psを発揮していますが、噂によれば300ps以上のエンジン出力だったとか。

プロトタイプはスバル関係のレーシングドライバーに納車されたのだが…?

性能評価などを行うためのプロトタイプとして登場したこの個体は、スバルが3台のうちの1台を、1995年にWRCドライバーズチャンピオンとなったコリン・マクレーに提供。

しかしながら、この個体はスバルからの無償提供ではなく、コリン・マクレーの自腹で購入しなければならなかったというユニークなエピソードも。

この他、スバルは2台目と3台目のプロトタイプに関しても、ニッキー・グリストとプロドライブのデビッド・ラップワースにそれぞれ購入することを許可。

しかも3台目のデビッド・ラップワースに納車された個体は、走行距離僅か70kmの究極の個体として、こちらもオークションに出品されています。

2ページ目:インプレッサ22B STiプロトタイプの気になる最終落札価格は?