トヨタ新型GR86/スバルBRZにテールランプの不具合で1万台超えの大量リコール!更にアルピーヌA110にも不具合が発生し、走行中にエンストとなる恐れアリ

大きく2種類の不具合が報告され、最悪の場合、エンストや再始動不可の恐れ

続いて、アルピーヌA110の1車種・計851台にリコール。

不具合内容としては、以下の2種類となっています。

①オルタネータープーリーのクラッチキャリアにおいて、成型工程の不良により、強度が不足しているものがあるため、エンジンの動力を正しくオルタネーターに伝えられず、発電不良が発生することがある

②エンジン制御コンピューターにおいて、ソフトウエアの不良により、エンジン始動直後に大きなトルクが発生するため、クラッチキャリアが破損しプーリーが空転することで、発電不良が発生することがある

そのため、①又は②により警告灯の点灯や警告メッセージが表示され、最悪の場合、エンストや再始動ができなくなるおそれがある。


対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は起きていないものの、既に130件もの不具合が生じており、市場からの情報により明らかになっているそうです。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[アルピーヌA110]
・7BA-DFM5P/VFAAEFD0264085474~VFAAEFD0X67495647/令和 1 年 9 月 16 日~令和 3 年 7 月 29 日/162台(②)

・7BA-DFM5P1/VFAAEFD0765529586~VFAAEFD0X67495678/令和 2 年 7 月 1 日~令和 3 年 8 月 25 日/80台(②)

・7BA-DFM5P2/VFAAEFD0X67605449~VFAAEFD0268196678/令和 3 年 7 月 1 日~令和 3 年 10 月 13 日/41台(②)

・7BA-DFM5P3/VFAAEFD0767708246~VFAAEFD0967710595/令和 3 年 8 月 30 日~令和 3 年 10 月 7 日/12台(②)

・ABA-DFM5P/VFAAEFD0259280377~VFAAEFD0963460461/平成 30 年 2 月 28 日~令和 1 年 7 月 29 日/54台(①)

・ABA-DFM5P/VFAAEFD0059280393~VFAAEFD0665758860/平成 30 年 4 月 5 日~令和 2 年 7 月 8 日/100台(②)

・ABA-DFM5P/VFAAEFD0259280380~VFAAEFD0963460461/平成 30 年 3 月 1 日~令和 1 年 8 月 2 日/402台(①、②)

改善措置としては、全車両 、以下の両方またはいずれかの措置を実施するとのことです。

①オルタネーターを改善品に交換する。

②エンジン制御コンピューターのソフトウエアを最新プログラムに更新する。

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Reference:国土交通省①