フルモデルチェンジ版・ダイハツ新型ムーヴキャンバスが納車されて1年が経過!父「軽でこれだけ装備が充実してるのは”無駄”だと思ったが、意外とそうでもなかった」

(続き)ダイハツ新型ムーヴキャンバスの納車後1年経過してのインプレッション

引き続き、ダイハツ新型ムーヴキャンバスが納車されて1年経過してのインプレッション内容をまとめていきましょう。

新型ムーヴキャンバスの不満ポイントに関する続き

続いては、ムーヴキャンバスのETC2.0ユニットに。

どうやらETC車載器の位置についても、ちょっと不満に感じているのだそう。

普段頻繁的に利用するわけではないのですが、何度か高速道路を利用する際、運転席のステアリングの下部中央に設けられているETC車載器にETCカードを差し込むのが大変だったそうで、運転席に座ってからだと体勢を崩さないと入れることができないため、わざわざ車から降りた状態からじゃないと大変なのだそう(座ってからだとETC車載が見えない)。

そのため、走行中にETCの差し忘れに気付いたときは、周りに迷惑をかけることなく事前に差し込むことは出来たものの、位置的にも咄嗟に差し込むことが難しい配置なので、この点は改善が必要と感じているそうです。

デジタルインナーミラーに慣れてしまうと、自動防眩ルームミラーはちょっと…

この他にも、「この装備があったら良いなぁ」と感じたのがデジタルインナーミラー。

ムーヴキャンバスでは、シンプルなルームミラーが装備されていて、デジタルインナーミラーは標準装備でもメーカーオプションの設定にもありません。

そのため、普段からデジタルインナーミラーの後方視界の良さに慣れている人からすると、ルームミラーはちょっと見づらいのかもしれません。

またその一方で、デジタルインナーミラーからでも左右の後続車両の有無も確認できるため、ある意味ではサイドミラーやブラインドスポットモニター[BSM]代わりとしても役立っているのかもしれません。


ディーラーオプション追加したブラインドスポットモニター[BSM]の使い勝手は?

オプション関連の延長になりますが、私の父母用に納車されたムーヴキャンバスでは、追加のディーラーオプションとして外付け用ブラインドスポットモニター[BSM]を装備しました。

上の画像の赤丸にある通り、運転席側と助手席側のAピラー内側にBSMのユニットを装着して、左右の後方から近づいてくる車両に対して、光と音で知らせる機能になります。

ちなみに点灯していないときがこんな感じ。

点灯するとこんな感じでオレンジ色に光るので、日中はもちろんのこと、夜間時でも視認性としては特に問題無し。

実際に普段使いしている父も、このブラインドスポットモニターの使い勝手については特に不満は無く、前方を見渡しながらでも、サイドミラーを確認する際にほぼ視界に入って来るそうです。

”無駄”だと思っていたパノラマパーキング機能は?

最後はパノラマパーキングについて。

納車された当初は、父も「軽自動車にこんな機能必要かね…?高くなるから無駄じゃない?」と思っていたそうですが、2022年~2023年にかけて親戚やいとこの自宅に訪問することが多く、そこの駐車スペースが狭いため、前方左右、そして上方からのあらゆる角度から映し出すパノラマパーキング機能には助かっているそうで、実際に所有してみて「まさかこんなに助けてもらえるとは…」と驚いたのだそう。

確かに、年々軽自動車の車両本体価格は高くなっていますが、それも安全性の向上とドライバーの満足度、そして事故に遭わないために装備内容が充実しているから。

つまりは、安心・安全をお金で買っているということになりますが、実際に所有してみてその装備の良さを再確認したときに、「高かったけど買って良かった。無駄じゃなかった」と思える時が来るかもしれないですし、実際に私の父も、これだけ便利な軽自動車を知ってしまうと、ムーヴキャンバスがベンチマークになってしまうため、「もう他の軽には乗れないかもしれない」と話していたのも印象的でした。

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