やっぱりこの車イイわぁ…トヨタ新型シエンタで久々に往復150kmの中距離ドライブ!コンパクトだけど適度なパワー感で不満少な目、何よりも駐車場に困らない

正直、新型シエンタは現在所有している車のなかで最も使い勝手の良い車かもしれない

2022年10月に納車されて、もうすぐ1年が経過しようとしているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]。

走行距離も9,300kmを突破し、おそらく近日中に1万kmも突破するのではないかと予想されますが、今回久々にこの車で往復150kmほどの高速道路+下道を含めた中距離移動のため運転することに。

やはり5ナンバーサイズのコンパクトなボディに、低排気量のハイブリッドシステムながらも、ちょっとした家族での移動でも特にパワー不足などを感じることもなく、改めて「トヨタは丁度良い車を作ってくれたなぁ」と思う所。

今回は、本モデルで久々に150kmほどの中距離移動として活用してのインプレッションをまとめていきたいと思います。


5ナンバーコンパクトMPVでも走りは結構楽しい

まずは新型シエンタの走りについて。

愛嬌のあるキュートなルックスを持ちながら、5ナンバーコンパクトMPVで取り回しも楽なサイズ感ですが、それ以上に「やっぱり良い車だよなぁ」と思わせてくれるのが走りの良さ。

排気量1.5L 直列3気筒自然吸気エンジン+ハイブリッドシステムを採用しながらも、低排気量エンジンと思わせないパワフルな走りが魅力的で、特に高速道路での合流車線や、追い越し時のアクセルを踏み込んだ時の加速のレスポンスは中々に良き。

もちろん、大排気量のスポーツカーやターボモデルに比べたらパワー不足に感じることはあるかもしれないのですが、家族を乗せての移動や、ゆったり快適に走らせたいという方にとってはおススメの一台。

MPVとは思えないほどの安定感の高さ

そしてシエンタの走りで「本当にMPVなのだろうか…」と感じたのが車体の安定感。

ボディサイズは、全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695mmと背高いイメージがありながらも、いざ走らせてみると車体がフラフラするようなシーンが少なく、走る・曲がる・止まるの基本動作をしっかりと守った走りを実現しているのは大きなポイント。

高速道路での追い越し時や、ちょっとした大きめのRのかかったカーブを通過するときだと、スピードがノッている分、コンパクトカーでも若干ロールすることはあるものの、シエンタではその動きがあまり見られないのが意外でした。

あとはこのクラスでの乗り心地が抜群に良いこともグッドポイントの一つだと思います。

あくまでも乗り心地や剛性の高さでは、新型ノア/ヴォクシーよりもシエンタの方が上

以前、過去に所有していたトヨタ新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z・3列7人乗りとの乗り心地を比較しましたが、車体のねじり剛性の高さから減衰力の高さ、グレーチングを通過したときの突き上げの小ささなど、そのどれもがシエンタの方が優れていることをお伝えしました。

その良さが、今回の高速道路走行でも十分に活かされていたように感じられます。

500万vs300万!?ヴォクシーとシエンタで乗り心地対決!エントリーミニバンとミドルサイズミニバンの違いは?【VOXY】【SIENTA】甲乙付け難い

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