三菱の新型デリカミニ納車後「通算13回目」の給油!エアコン無しでも燃費は「約18km/L」→ホンダ新型N-BOX Customターボ(JF5)に比べると悪い?

新型デリカミニのマイルドハイブリッドは、世間から云われる通り「なんちゃってハイブリッド」?

2023年6月に私に納車されて、もうすぐ5か月が経過しようとしている三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]。

今回は、本モデルの納車後通算「13回目」となる燃費・給油記録をチェックしていきたいと思います。

現在私が所有する愛車のなかで、ホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)と同じで最も給油回数の多い車となっていますが、走行距離の短さと燃料タンクの小ささから考えると、給油スパンとしてはデリカミニが最も短いかもしれません。

早速、デリカミニの給油記録に加え、給油警告ランプの点灯タイミング、そして競合モデルとなるホンダ新型N-BOX Customターボ(JF5)との燃費の比較なども行っていきましょう。


給油警告ランプが点灯するタイミングは?

まずは、デリカミニの給油警告ランプの点灯タイミングをチェックしていきましょう。

上の画像の通り、今回航続可能距離が残り「63km」と少し早めのタイミングで点灯することに。

この時点での12回目給油後のTrip Aメーターは363.7kmなので、このまま燃費を維持していれば、無給油400km走行は余裕そうですね。

エアコンを使用せずの平均燃費は18km/L未満とまずまずだが…

ちなみにこのときの12回目給油後平均燃費は「17.8km/L」とまずまずで、この燃費はエアコンなどを使用していない状態で、片道10km未満の街乗り移動をメインとした燃費になるため、期待してたほどの伸びではない印象。

もちろん、軽ターボマイルドハイブリッドで18km/L近くも走れたら十分だと思うのですが、このあとに紹介するフルモデルチェンジ版・ホンダ新型N-BOX Customターボ(JF5)[2WD]の燃費が、ノンハイブリッドターボでありながらも20km/L超えなので、この差を知ってしまうと「三菱のマイルドハイブリッドがなんちゃってハイブリッドと云われてしまうのも納得できるかも…」と思う程。

なお1回目~13回目給油前の給油警告ランプの点灯タイミングを見ていくと、やはり40km~70kmとばらつきがあることが確認でき、燃費によって変化する可能性は高そうですね。

1回目給油前:航続可能距離が「64km」で給油警告灯点灯

2回目給油前:航続可能距離が「59km」で給油警告灯点灯

3回目給油前:航続可能距離が「61km」で給油警告灯点灯

4回目給油前:航続可能距離が「71km」で給油警告灯点灯

5回目給油前:航続可能距離が「46km」で給油警告灯点灯

6回目給油前:航続可能距離が「53km」で給油警告灯点灯

7回目給油前:航続可能距離が「50km」で給油警告灯点灯

8回目給油前:航続可能距離が「40km」で給油警告灯点灯

9回目給油前:航続可能距離が「50km」で給油警告灯点灯

10回目給油前:航続可能距離が「62km」で給油警告灯点灯(給油後平均燃費15.6km/L)

11回目給油前:航続可能距離が「50km」で給油警告灯点灯(給油後平均燃費15.2km/L)

12回目給油前:航続可能距離が「70km」で給油警告灯点灯(給油後平均燃費20.1km/L)

[NEW]13回目給油前:航続可能距離が「63km」で給油警告灯点灯(給油後平均燃費17.8km/L)

航続可能距離ではなく、燃料が残り何Lで給油警告ランプが点灯する?

これは参考までにですが、新型デリカミニ(eKシリーズ)の取扱説明書をチェックしていくと、上の画像の通り「燃料の残量が約6.5L以下」になった場合、給油警告灯が点灯するとのこと。

給油警告灯が点灯してからの燃費情報を参考にすると、「燃料残量6.5L × 燃費情報17.8km/L = 115.7km」は走行可能ということになりますが、仮にこのままの燃費を維持していれば、航続可能距離が0kmになったとしても「約50km」は走行可能という計算になりますし、単純計算で無給油470kmは走行可能ということに(あくまでも理論値での話なので、ある程度の乖離有り)。

航続可能距離が非表示になるまで走らせて行こう

ここからは、航続可能距離が非表示になるまで走らせて行きましょう。

三菱や日産の現代のインフォテイメント系は、航続可能距離が0kmになる前に「---(非表示)」になってしまうため、より具体的なデータ検証が難しいですが、これまでのデータをまとめていくと30km付近で非表示になることが多め。

そして今回も、Trip Aメーター363.7km → 395.8km(+32.1km)のタイミングで航続可能距離が非表示になっているため、前述にある通り航続距離「30km」で表示されなくなることがわかります。

航続可能距離が0km近くになるまで走らせて行こう

ここからは、航続可能距離が0km近くになるまで走らせていきましょう。

相変らず近場移動がメインとなっているデリカミニですが、意外にも燃費が悪化することはなく、17.8km/L → 17.9km/Lまで若干燃費が向上していることを考えると、走り方次第では無給油450km近くは知れそうなところ。

ただ、今回は少し余裕を持たせてTrip Aメーターが395.8km → 417.4km(+21.6km)と気持ち早めにガソリンスタンドに向かい給油することに。

ちなみにこちらは、ガソリンスタンド到着時の総走行距離。

気付けば私のデリカミニも総走行距離4,569kmまで来ました。

納車されて5か月も経過していないため、ペース的には月1,000kmレベルだと思いますが、17台同時所有している身からすると結構なハイペースだと思います。

2ページ目:新型デリカミニの満タン給油後の給油量やガソリン代は?新型N-BOX Customターボとの燃費の差はどれぐらい?