レクサス新型LM500hが全く売れず抽選消滅→誰でも購入可能に…新型LBXの振分け台数も判明?レクサスが2023年10月「4回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新

やはり車両本体価格のインパクトがあまりにも強すぎた…?

2023年10月に発表されたばかりとなる、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型LM500h EXECUTIVE。

トヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE, 40系)をベースにした、レクサスのフラッグシップミニバンであり、更には法人や芸能事務所、VIP顧客などを対象した2列4人乗り仕様となっています。

本モデルの販売方法については、全国のレクサスディーラーによって異なるとは思いますが、一部の販売店では法人客優先で、新規顧客や個人は後回しというところもあれば、初回生産枠は抽選のみで、2年目以降の販売枠は先着順など様々な条件が設けられています。

しかしながら、この新型LM500hの価格設定(2,000万円税込)があまりにもインパクトがあり過ぎたのか、一部の販売店では「法人相手でも全く売れていない」ことが明らかとなりました。


結局のところ、一部のレクサスディーラーでは新型LM500hが抽選ではなく「誰でも注文可能に」

私がいつもお世話になっているレクサスディーラー3社や、ブログ読者&レクサスオーナー様がお世話になっているレクサスディーラー複数社の情報を集約させてみると、特に地方系のレクサスディーラーでは、各店舗の1年間の振分け台数に対して「半分以下の」受注数に留まっているとのこと。

具体的な理由は様々ですが、「車両本体価格2,000万円は高過ぎる」「画像で見たときの質感に対して、2,000万円を支払う価値は無い」「直4ターボハイブリッドのミニバンで2,000万円は馬鹿げている」など、やはり価格帯に対するネガティブな印象が多いとのこと。

その一方で、レクサスディーラーから法人ユーザーにアプローチをする際、購入を見送り、もしくは断れる理由が「いくら法人向けの送迎車とはいえ、こんなわかりやすい高級車を会社に置くと社員からの批判が集中する」「車に金をかけるなら社員に還元してほしい」等の声が聞こえてくるのが目に見えるから、といった理由もあるようです。

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あくまでもこれらの情報は、私がお世話になっている地方系のレクサスディーラーや、ブログ読者様からの情報に限定されるため、都市部のレクサスディーラーだと状況は変わってくるかと思いますが、少なからず一部の地方系ディーラーでは「ディーラースタッフからアプローチしていかなければならない」状況が続いているそうで、「抽選の必要性もなく、誰でも購入できる先着順にしないと枠が埋まらない」など、先行予約受付の段階から苦しい状況が続いているそうです。

新型LBXの全国ディーラーの振分け台数や、グレード別価格帯もディーラーに配信されているようだ

続いて、レクサスの新たなコンパクトクロスオーバーとなる新型LBXですが、こちらも2023年10月26日より全国のレクサスディーラーを対象に、グレード別価格帯や1年間の振分け台数も配信されているとのこと。

ちなみに私がお世話になっているレクサスディーラーでは、最初の1年間はCOOL/RELAX/ビスポークビルドを優先的に販売していく計画で、その振分け台数は合計で約40台と少な目。

地方系ディーラーで1店舗40台なので、都市部だと60台~80台ほどになる?との推測ですが、さすがにLM500hとは異なり、法人だけでなく個人ユーザー、更には新規ユーザーからの注文も多くなるでしょうから、各販売店の今後の販売形式にも注目が集まりそうです。

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