スバル新型クロストレック/インプレッサ/WRX/レヴォーグ/フォレスターなど約10万台に大量リコール!エンジンが始動できない恐れアリ
最悪の場合、始動不良や後退灯不点灯となる恐れアリ
続いて、スバル・レヴォーグ/フォレスターの2車種・計13,068台に大量リコール。
不具合内容としては、シフトレンジの位置を検知するインヒビタスイッチの製造工程において、溶着治具の交換基準が不適切であったため、溶着が不十分となり、シール性が不足しているものがあるとのこと。
そのため、そのままの状態で使用を続けるとスイッチ内部へ水分が浸入することで接触不良が発生し、始動不良や後退灯不点灯に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は起きていないものの、既に6件もの不具合が報告されており、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][レヴォーグ]
・4BA-VN5/VN5-014705 ~ VN5-026616/令和3年2月8日 ~ 令和3年7月1日/9,645台[フォレスター]
・4BA-SK5/SK5-005613 ~ SK5-009112/令和3年2月10日 ~ 令和3年6月30日/3,423台
改善措置として、全車両、インヒビタスイッチを良品に交換するリコール作業を実施するとのことです。
エンジンが始動できない恐れアリ
最後は、スバル・レヴォーグ/フォレスター/レガシィの3車種・計95,484台に大量リコール。
不具合内容としては、排気ガス再循環装置(EGR)に搭載したEGR圧力センサにおいて、排気ガスに対する耐力が不足していたため、排気ガスによる腐食からセンサ出力異常を起こし、警告灯点灯、加速不良に至ることがあり、最悪の場合、エンジンが始動できないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は起きていないものの、既に2,320件もの不具合が報告されており、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][レヴォーグ]
・4BA-VN5/VN5-002043 ~ VN5-057490/令和2年11月2日 ~ 令和5年10月11日/52,320台[フォレスター]
・4BA-SK5/SK5-002009 ~ SK5-040291/令和2年10月21日 ~ 令和5年9月15日/27,152台[レガシィ]
・4BA-BT5/BT5-002015 ~ BT5-021931/令和3年12月7日 ~ 令和5年9月29日/16,012台
改善措置としては、全車両、EGR圧力センサを対策品に交換し、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを書き換えるリコール作業を実施するとのことです。