フルモデルチェンジ版・ホンダ新型N-BOX Custom(JF5)が納車されて3か月が経過!ムーヴキャンバスやデリカミニも乗る父の感想は?「とりあえず静かで走りやすかった」

(続き)ホンダ新型N-BOX Customに1週間乗った父の感想を聞いていこう

引き続き、ホンダ新型N-BOX Customターボ(JF5)に1週間乗った父の感想を聞いていきましょう。

走りの評価はどうだ?

続いて走りの面についても感想を聞いていきます。

私:N-BOXの走りはどうでしたか?

父:結構良かったよ

私:どういったところが良かったですか?

父:ん~…、ムーヴキャンバスはしっとりとした走りで、デリカミニはメリハリのある力強い走りなのに対して、N-BOXはスポーティで安定してたかな

私:やはり走りのホンダですよね。私も走りの面ではN-BOXの方が好みです

父:うむ。

私:ワインディングで走らせてもスムーズに曲がってくれますし、加速も良いので走りは気持ち良いですね

父:ワインディングロードは走らなかったけど、直進の安定性もムーヴキャンバスやデリカミニよりも良かったかな

父が話していた直進安定性ですが、ホンダディーラーからの情報だと、先代JF3/JF4に比べて足回りのサスペンションの取付け方法やアーム角を変更したとのことで、従来はサスペンション取付けは車体が浮いた状態で行なうものの、それを接地状態で締結する生産ラインに変えて実施。

そして今回のターボモデルに関しては、ショックアブソーバーの減衰力とバネレートも微調整しているとのことで、これによりタイヤの接地感と直進安定性が向上しているのも頷けるところ。

ただ先述にも挙げた通り、こうした「目に見えない変更ポイント」は、実際に購入して長く乗らないとわからないところだと思いますし、先代JF3/JF4の走りを把握している方じゃないと違いを見つけるのも中々気付けないため、そう考えると今回の新型N-BOXの進化が上手く世間に広まっていないのは勿体ないところだと思います。


何だかんだでN-BOXは軽の王者

以上が、父が実際に普段乗りしてみての感想まとめになりますが、気になる点はいくつかあれど、父もN-BOXの完成度の高さには驚いていて、「日本で一番売れているのもわかるし、幅広い層から支持されているのもわかる」と納得していたのが印象的でした。

何だかんだ色々と言われながらも、実際に普段使いしてみて必要と感じる要素は十分にそろっていますし、冬場に重宝するステアリングヒーターが備わっていれば文句なし。

ホンダとしては、敢えて初期仕様で装備内容を抑えて、中期仕様や後期仕様で「目に見える」質感と装備内容をアップデートしていくのだと予想しますが、走りと静粛性ののアップデートから装備内容のアップデートと来れば、間違いなく競合モデルのスズキ新型スペーシア(Suzuki New Spacia)やダイハツ・タント(Daihatsu Tanto)/ムーヴキャンバスとも大きく差を広げるのではないかと期待できます。

1ページ目:新型N-BOXの良きところは静粛性の高さ!エクステリアではちょっと不満も?

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