日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が納車されて1年1か月が経過!セレナ(C28)同様に「チャージモード」で走らせないと、またバッテリー上がりが起きそうだ
既に一度だけバッテリー上がりを起こしているため、雪の日以外は可能な限り走らせている
2022年12月に私に納車されて1年1か月が経過した、日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)Gグレード[2WD]。
前回のブログでもお伝えした通り、納車後1年点検を受けた際「DC12Vバッテリーが上がりかけている」ことから、その日は日産ディーラーにてバッテリーチャージのため預かっていただき、翌日は良好な状態まで回復しました。
バッテリーチャージ後は、積雪時以外は可能な限り乗るように心がけていて、しかも単純に走らせるのではなく「チャージモード」でできるだけエンジンを動かすことに重きを置いて走らせてきました。
チャージモードの設定方法は至ってシンプル
ちなみにチャージモードとは、日産のe-POWERモデルにて搭載される機能で、これがONになると強制的にエンジンを始動して、リチウムイオンバッテリーの充電を行うことを指します。
チャージモードの設定方法は、「EVモード」スイッチを長押しすれば、上の画像の赤四角の通り「チャージモード」と表記されるので、これで強制的に発電用エンジンが始動し続けます。
日産のe-POWERシステムは、エンジンを駆動用ではなく発電専用として活用し、発電で得られたバッテリーを利用して、100%モーター駆動で走らせる技術(疑似的なピュアEV)。
前回のブログでも、私が他に所有する新型セレナe-POWERルキシオン(New Serena e-POWER LUXION, C28)でもバッテリー上がりが起きぬよう、走らせるときはエンジンを切らずに100kmほど走らせ、更にチャージモードで可能な限りエンジンが動きっぱなしになるようにしていました。
ただ、日産e-POWER車のエンジンはオルタネーターが採用されていない関係で、なかなかDC12Vバッテリーをチャージしないため、他のガソリン車やハイブリッド(HEV)に比べて長めにエンジンをかけておく必要があるとのこと。
外気温含むそのときの環境によって変化するため、基本的には短いスパンでエンジンをかけて最低でも20kmぐらい走らせることが車のコンディションを維持するには良いそうです(ディーラー談より)。
チャージモードだと常にエンジンで発電するため、フロントダッシュボードあたりからエンジン音が常に聞こえている
普段からe-POWER本来の良さでもある「ピュアEVのような静かな走り」とは異なり、チャージモードで常に発電用エンジンを始動していて、おまけに外気温が低い関係で暖房やシートヒーター、ステアリングヒーターもフル稼働にしていると、その分駆動用バッテリーの消費も早くなるため、エンジンは常に働きっぱなし。
走行中だと、そこまで発電用エンジンの煩さは気にならないのですが、停車時になると「カタカタカタカタ…」とダッシュボードあたりから常にエンジン音が聞こえてくるのは気になる所。
乗員との会話を妨げたり、BOSEサラウンドサウンドシステムの音楽が全く聞こえないほどの大きさではなく、あくまでも「静粛性の高いエクストレイルにしては、エンジン音がちょっと気になるな…」という程度。