ホンダ新型シビックタイプR(FL5)が納車されて1年2か月以上所有しての普段使いを再評価!「車高の低さよりも全幅が気になる」「乗り心地や使い勝手に関する家族の評判は?」

私の新型シビックタイプR(FL5)も納車されて、もうすぐ1年3か月が経過する

2022年10月に私に納車されて1年2か月以上が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

走行距離も7,000km突破とそこまで距離は伸びていないものの、複数台所有しているなかではそこそこ距離は伸びている方(全て保有する車の月辺りの走行距離を合算すると5,000km~7,000km)。

今回は、実際にシビックタイプR(FL5)を1年2か月以上所有してみての普段の使い勝手などを再評価していこうと思います。

あくまでも主観的な内容であり、モータージャーナリストのように専門的なインプレッションをしているわけではないため、全く参考にならないものもあるとは思いますが、予めその点はご了承ください。


やっぱりシビックタイプR(FL5)はデカい

まずシビックタイプR(FL5)を普段乗り&1年2か月以上所有してみて思ったことは、全高の低さによる腹下もしくはフロントストレーキを擦るような心配よりも、とにかくボディサイズがデカいということ。

特に全幅は1,890mmもあるため、普段乗りとして活用しているDセグメントSUVのZR-Vで全幅1,840mmなので、これよりも更に+50mmデカい上に、立体駐車場や地下駐車場、シャッター付ガレージにて駐車するときの隣とのスペースをかなり気にしてしまうため、「乗り心地よりも駐車環境においては普段使いにはあまり適さない?」と感じたり。

ただ、これはあくまでも私の主観でしかないため、「シビックタイプR(FL5)の全幅はそこまで気にならない」という方も多いかもしれないので、あくまでも参考程度に見て頂けますと幸いです。

ボディサイズを気にしつつ、ホイールリムの接触も気にしなければならない

あとは、コンビニやショッピングセンターの入り口に入る際、縁石の段差を通過することに加え、縁石の境界の幅(縁石の入り口)が狭いと、若干外側にはみ出したホイールリムがヒットして傷がついてしまう原因にもなるため、これまた腹下を擦るよりもホイールリムの接触を気にしてしまうことが多い関係で、この点はシビックタイプR(FL5)が大きくなったことによる弊害の一つかもしれません。
※最小回転半径も5.9mと決して小回りが利く車ではない

シビックタイプR(FL5)の乗り心地って結局どうなの?

続いてシビックタイプR(FL5)の乗り心地についてですが、これは人によって様々だとは思うものの、直近で販売された国産スポーツカーの中では一番カタメ。

あくまでも比較対象としては、私が他に所有するレクサスIS500 F SPORT Performanceと日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)になりますが、3車ともに19インチタイヤホイールを装着しているものの、最も乗り心地が良いのは、コンフォート寄りでロングドライブにも適しているのはIS500 F SPORT Performance。

その次が、IS500 F SPORT Performanceほどの上質さまではなく、後輪のバタつぎが気になるものの、それでも乗り味としてはマイルド寄りでロングドライブにも適しているフェアレディZ(RZ34)。

そして3番目が、総じて足回りはカタメではあるものの、バケットシートのフィット感と腰の違和感が殆ど感じないシビックタイプR(FL5)という順番ですが、ドライバー視点で考えるとどれも「特に不満を感じない乗り心地」。
※走行モードはIS500がNORMAL/フェアレディZ(RZ34)がSTANDARD/シビックタイプR(FL5)がCOMFORTであること前提

左足の操作を除いて、ロングドライブは意外と疲れない

シビックタイプR(FL5)に関しては、実際に納車される前は「あまりロングドライブ向きではないのかな?」と思ったりもしたものの、実際に往復400km~500kmほど走らせたりしても、体がしんどくなって疲労が蓄積したりすることは無かったものの、ただ6速MTでクラッチペダルの操作がある関係で、左足の疲れだけがやたら溜まっている印象を受けました。

ちなみに高速道路利用がメインになると、区間平均燃費で16km/Lも走れるため、スポーツカーの割には結構優秀な燃費をたたき出してくれる印象です。

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