やっぱり燃費良いな…トヨタ新型シエンタ納車後「通算14回目」の給油!6割近くが冬場の高速道路ながらも23km/L付近…ACCの「+5km/hアップ」はナチュラルで快適

やっぱりトヨタのハイブリッドシステムや予防安全装備の完成度は高い

2022年10月に私に納車されて1年3か月以上が経過した、トヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]。

今回は、本モデルが納車されてからの「通算14回目」となる給油・燃費記録に加え、高速道路利用時に感じたトヨタの予防安全装備Toyota Safety Senseの優れたポイントなどを紹介していきたいと思います。

知ってそうで意外と知られていない機能も備わっているので、今後利用していく上で便利に感じる機能かもしれないですから、少しでも参考になりましたら幸いです。


新型シエンタ含め、トヨタ新世代のアダプティブクルーズコントロールは細かいところまでナチュラル

シエンタの納車後「通算14回目」給油・燃費記録をチェックする前に、前回本モデルでの高速道路を中心とした往復約470kmロングドライブインプレッションから見ていきましょう。

シエンタでの高速道路走行で最も「優秀」と感じるのは、アダプティブクルーズコントロール[ACC]によるナチュラルな加減速と、前方車両との車間距離の取り方、そして下り坂での速度コントロールでしょうか。

特にシエンタの場合、排気量1.5L 直列3気筒自然吸気エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデルだと、アクセルを踏み込んだときのエンジンの唸り音は「低排気量3気筒モデル特有だから仕方ない」と感じる一方で、ACCでの加速の際は「そこまでエンジン音を唸らせることなくナチュラルで緩やかな加速」をしてくれるので、慣性の力によって体が押し付けられることがほとんど無いんですね。

ちなみにトヨタの新世代ACCの速度調整は、ステアリング右側にあるレバーにて±1km/hずつ調整可能ですが、どちらかを長押しすると±5km/hにて調整することも可能ですし、詳細設定で長押しによる速度調整を「1km/h」「5km/h」「10km/h」に変更できるのも魅力的。

私の場合、長押し時はデフォルトの「5km/h」に設定しているのですが、+5km/hアップしたときの加速が緩やか。

これが日産のプロパイロットの+5km/hだと、一気に回転数を上げて加速するため、どうしても慣性が働いたり、更には+5km/h加速したあとにアクセルOFF(パルス波形のような落ち込み)になるため、シームレスでナチュラルな加減速という点ではトヨタの方が上だと考えています。

シエンタの給油警告ランプの点灯タイミングをチェックしていこう

ここからは、シエンタの「通算14回目」給油前の定番となっている給油警告ランプの点灯タイミングをチェックしていきましょう。

上の画像でも確認できる通り、今回は航続可能距離が残り「28km」で給油警告ランプが点灯しています。

これまでの傾向から考えると、現行シエンタHVの給油警告ランプの点灯タイミングは「30km」付近で、前回13回目と12回目給油を迎える前も「28km」で点灯しています。

燃料残量が何Lで給油警告ランプが点灯する?

参考までに、シエンタHVの取扱説明書(オーナーズマニュアル)をチェックしてみると、給油警告ランプが点灯してからの燃料タンク残量は「5.2L」以下と表記されています。

先ほどのインストルメントクラスターに表示されている平均燃費(小数点は切り捨て)から換算すると、給油警告ランプが点灯しても「5.2L × 23.0km/L = 119.6km」は走行可能ということになるため、仮に航続可能距離が0kmになっても理論上としては「119.6km ー 28km = 91.6km」は走れるということになります。

但し、この時期は外気温も低く、暖房も頻繁的に使用する関係で燃費も悪化しやすいですから、最悪の事態を避けるためにも早めの給油をおススメしたいところ。

2ページ目:シエンタHVの航続可能距離が残り0kmになってから何km走れる?満タン給油してのガソリン代は?