一体なぜ?ホンダ公式の工場出荷目途ページが突如として閉鎖!一部改良版・新型オデッセイは発売後1か月半経過しての受注数はディーラー4店舗で「0台」

(続き)ホンダ新型オデッセイ大丈夫か?発売から1か月半経過してのディーラー4店舗の受注台数が…?

続いては、2023年12月7日に発売されて1か月半近くが経過した一部改良版・ホンダ新型オデッセイ(Honda New Odyssey)の受注状況について見ていきましょう。

前回のブログでは、本モデルが発売されてから初動は決して宜しくなく、「発売直後」に限定すると私がお世話になっているホンダディーラー4店舗での受注台数は「0台」でした。

その後、発売から1か月が経過してのホンダディーラー1店舗での受注台数も未だ「0台」だったことから、担当スタッフさんから「新型オデッセイの購入を検討してみませんか?」と提案をいただいたことがありました。

まさかの発売後のホンダディーラー4店舗での累計受注台数は「0台」

そして今回、発売から1か月半経過してのホンダディーラー4店舗での累計受注台数を確認したところ、何と驚きの「0台」だったことが発覚。

あくまでも、試乗車や展示車といったデモカーや見込み発注分を除いての一般ユーザーからの受注数に限定していますが、それでも4店舗で受注数が0台だったのは意外。

但し、正式発売前の先行予約の段階では複数台の受注があったとのことで、全く受注が無かったというわけではないのですが、これら先行予約組の納車は既に完了済。

っというのも、販売店側も試乗車・展示車として置いていても、試乗希望するユーザーが少なくなることは予想していたそうで、デモカー枠をユーザーに振り分けるなどの対応を行っていたそうです。


新型オデッセイに対するユーザーの声が想像以上に辛口

本来であれば、トヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)や日産エルグランド(Nissan Elgrand)の競合モデルとなるはずだったオデッセイですが、ユーザーからの声としては…

◇価格設定が高過ぎる

◇オデッセイの立ち位置はフラッグシップミニバンでも、ラグジュアリーミニバンでもない。ホンダは迷走している

◇内外装とも変化が少なく、ステップワゴンよりも装備レベルが弱い

◇中国生産のミニバンは欲しいと思わない

◇約500万円もするミニバンを買うなら、長い納期を待ってアルファード/ヴェルファイア買った方が満足度は高い

◇仕方なく販売しているようにしか見えない。日本市場を軽視している

など、結構辛口の評価が多いとのこと。

販売店側もオデッセイを販売するのは抵抗がある模様

一方でホンダディーラー側も…

■今後お客様から受注を頂けるか全く予想がつかない

■私たち売る側からしても、オデッセイはなかなかお客さんススメづらい

■オデッセイよりもステップワゴンの話に流れることが多く、ステップワゴンの乗り味や使い勝手、装備内容で満足する方が多い

など、オデッセイを売ることに若干の抵抗があるようで、中々オデッセイの良さをPRすることが難しいようですね。

ホンダ関連記事