ダイハツ新型ムーヴキャンバスの一部不具合点検で販売店へ。販売スタッフ「メーカーが新車販売キャンセルは10%以下で”多くない”と言うが、これから増えるかもしれない」と不安の声も

前回のブログでも紹介した「ナビの不具合」頻度が多くなったため、止む無く販売店へ

2022年9月に私の父母用として納車された、ダイハツのフルモデルチェンジ版・新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)Theory G[2WD]。

前回のブログにて、本モデルの10インチナビにおいて、Bluetoothの接続障害やフリーズ/ブラックアウトなどが発生していたことをお伝えしました。

その後、母から「ナビの不具合の頻度が多くなった」との連絡を受けたため、いつもお世話になっているダイハツディーラーに事前予約し、車両を持ち込んで検査していただくことに。

その際、ダイハツディーラーでの近況を色々と教えて頂いたのですが、やはりメーカーと情報共有するなかで、色々と考え方や捉え方の違いなども出ているようです。


ナビの不具合については、プログラムアップデートがあるようだ

ダイハツディーラーに持ち込む前に、事前にムーヴキャンバスの10インチナビゲーションディスプレイにて発生していた不具合はお伝えしていたこともあり、ディーラー曰く「通信プログラムのバグの可能性がある」とのことで、直近でメーカーの方から頂いたというプログラムアップデートでナビ情報を更新し、しばらく様子見することになりそう。

なおダイハツディーラー曰く、ムーヴキャンバスより採用された10インチナビでのフリーズやブラックアウトのバグについては、私が住んでいるエリアでも複数件の報告が入っているそうで、これらの不具合もプログラムアップデートで様子見しているそうですが、今のところ「新たな不具合」に関する報告は無いそうです。

あとディーラーオプションナビのシステムアップデートについては、トヨタ/レクサス/ホンダのように、自身で操作できるようなOTAアップデートの機能が無いために、必ずディーラーに持ち込む必要があるため、その点はちょっと面倒なところかもしれません。

メーカー側が決めた今後の方針に対して、疑問や不満を持つ販売スタッフも

プログラムアップデートの最中、販売店のスタッフさんと近況について色々とお話を聞かせていただいたのですが、やはり大規模不正が起きてからの新車販売や出荷、登録などが停止になったのは大きな痛手ではあるものの、一時期「認定中古車の販売を禁止する」項目が「販売を許可する」という風に販売本部から変更の通達があったそうで、その影響もあって「認定中古車が売れている」とのこと。

ただ販売店スタッフや、認定中古車の商談に来たお客さんからの共通の疑問として、「新規で受注頂いた新車が製造された」にも関わらず、登録や出荷停止で納車できないのに、なぜ「全く同じ年式の新古車や認定中古車」は顧客に販売・納車可能なのか?というのは不明であり、販売店側も詳細な理由は聞かされていないとのこと。

2ページ目:メーカー側の「キャンセル率10%以下~」という言葉に、販売店側は憤慨?