何だかんだミドルサイズミニバンで購入して良かったのはトヨタ新型ヴォクシー!優れた装備はもちろんだが、全てにおいて「丁度良く」「また購入したい」と思える

色々云われてはいるものの、何だかんだトヨタの車はよく出来ている

2022年3月に私に納車され、2023年9月に売却したトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー(Toyota New Voxy, 90系)ハイブリッドS-Z・3列7人乗り[2WD]。

過去のブログにて、本モデルを約1年半(18か月)所有してのリアルな維持費を算出し、最終的な売却価格、そしてイニシャルコストとランニングコストを足し合わせた金額と、売却額との差はどれぐらいなのか?も公開しました。

今回は、本モデルを手放して4か月以上経過して改めて思う「良い点」をいくつか見ていきたいと思います。

この良い点については、私が他に所有するホンダ新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)や、日産の新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)と比較してのポイントが多めになります。


ボディサイズが丁度良く、取り回しも楽

まずは新型ヴォクシーのボディサイズについて。

これは実際に国産ミドルサイズミニバン3台を所有してみて感じたことなのですが、全長が長すぎず短すぎず、それでいて取り回しも楽な「最もサイズ感が丁度良かった」モデルが新型ヴォクシーでした。

参考までに、ヴォクシーのボディサイズが全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895mmで、他に所有していたホンダ新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINEが全長4,830mm×全幅1,750mm×全高1,845mm、日産の新型セレナe-POWER LUXIONが全長4,765mm×全幅1,715mm×全高1,885mm。

こうして見ると、全長が最も短いヴォクシーが最も狭く感じる?ようにも見えますが、2列目キャプテンシートのロングスライド機能のお陰もあり、2列目の足元は快適ですし、窮屈に感じたことはほとんど無し。

但し、3列目の足元のスペースや幅などを考慮すると、ヴォクシーが最も狭く感じたものの、私の家庭では基本的に3列目を跳ね上げ格納し、2列目シートと特に干渉することなくリクライニングや後方までスライドできていたため、特に使い勝手という面で不便に感じたことは無かったと記憶しています。

燃費性能も優秀で、無給油900km以上走行も可能

続いては、新型ヴォクシーの燃費性能について。

私が所有していたのは、排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+新世代ハイブリッド(HEV)を採用したハイブリッドS-Zグレードのため、無給油での走行距離は800km~920kmとかなり優秀。

参考までに、上の画像がヴォクシーの生涯燃費になりますが、1回目の給油記録を除き、16.91km/L~19.18km/Lの燃費性能で生涯燃費としては16.58km/Lとミドルサイズミニバンとしては十分な内容。

参考までに、他に所有していたホンダ新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINEも見ていくと、1回目の燃費性能を除き、14.08km/L~18.81km/Lの燃費性能で生涯燃費としては14.95km/L。

こちらは排気量2.0L 直列4気筒エンジン+デュアルモーターのハイブリッドe:HEVになるため、エンジン出力がどうしても高めになる関係で、燃費性能は劣るものの、それでもこの巨体で14.95km/Lの生涯平均燃費は十分。

そしてこちらは、2024年1月末時点で唯一所有している日産の新型セレナe-POWER LUXIONの生涯燃費。

1回目の燃費性能を除き、16.31km/L~18.22km/Lの燃費性能で生涯燃費としては14.24km/Lと低めではあるものの、まだトータルの給油回数が5回のみで、今後も距離を伸ばしいけば更に生涯平均燃費は向上することでしょう。

あくまでも感覚的なものにはなりますが、ミドルサイズミニバン3車種で燃費性能が最も優れているのはセレナe-POWER LUXIONで、高速道路でも18km/L~20km/Lを記録することも多いですから、今後の平均値の変化に加え、競合ミニバン3車種の総合的な比較がとても楽しみです。

2ページ目:新型ヴォクシーの予防安全装備の使い勝手は競合ミニバンで優れている?