レクサス新型IS500 F SPORT Performanceが納車されて10か月が経過!特別仕様車ではなく標準モデルを買って良かったポイントは?遂に抽選販売じゃなくなったぞ

ようやく抽選ではなく先着オーダー可能となった新型IS500 F SPORT Performance

2023年4月に私に納車されて10か月が経過した、レクサス新型IS500 F SPORT Performance。

私が購入した当初は、部品・半導体不足の絡みで2024年秋頃までに生産される台数が僅か500台という理由から、各販売店に振り分けられる台数が1台~3台程度だったため、先着順ではなく抽選での販売でした。

その後、2024年2月中旬のタイミングで納期も安定的になり、抽選ではなく先着順での販売となったため「ようやくカタログモデル」として販売を継続することになり、一部国内自動車情報誌の報道によれば、IS300/IS350を廃止とし、IS300h/IS500 F SPORT Performanceを一部改良 → 継続販売するといった噂もあるようです。

今回は、限定生産から正常運転へと切り替わったIS500 F SPORT Performanceが納車されて10か月経過しての、改めて購入して良かったポイントを見ていきたいと思います。


初回抽選限定First Editionではなく、標準(カタログ)モデルの方が良かったと思うポイントは?

早速、カタログモデルとなるIS500 F SPORT Performanceを購入して良かったと思うポイントを見ていきましょう。

まずフロントマスクですが、こちらはビッグマイナーチェンジ後のフロントマスク同様で、エッジを効かせたシャープなフロントヘッドライトと、ワイドなスピンドルグリル、そしてフロントLEDフォグランプレスとなる縦型基調のエアインテークは、私がこれまで見てきたレクサスモデルの中で一番好み。

そしてIS500専用ともいえる、フロントボンネットフードの膨らみ(パワーバルジ)は、他のISモデルと大きく差別化されたところですし、初回抽選限定500台のみとなる特別仕様車First Editionと何ら変わらないデザインであること。

仮にFirst Editionで、RC F Carbon Exterior Packageのようなフロントフードボンネットやトップルーフなどがカーボンブラック化するようなバイトーンタイプだと、見た目のインパクトや差別化は大きかったと思いますが、幸いそういった差別化が無かったので良かったところです。

斜め4本出しマフラーも特別仕様車と標準モデルは共通だった!

リヤデザインも同様。

IS500 F SPORT Performanceのもう一つの特徴が、両サイド斜め4本出しマフラーを標準装備していること。

IS F/RC F/GS Fに採用されたマフラーレイアウトを受け継ぎ、標準モデルでも特別仕様車でも共通設定にしてきたところは素晴らしいところ。

本来であれば、特別仕様車First Editionともなればリヤテールゲートの右下もしくは左下に”First Editioin”の専用プレートがあっても不思議ではなかったのですが、本モデルではその設定がありませんでした。

それでは特別仕様車との違いって何?

そう考えると、エクステリアだけで特別仕様車と標準モデルの違いを見分けるには、足もとのホイールとキャリパーカラーだけになってしまうため、それ以外のところでの違いや見分けの付け方が難しい車ではあります。

カタログモデルでは、ENKEI製マルチスポークアルミホイールとオレンジブレーキキャリパーが選択可能

そして個人的にカタログモデルを購入して良かったポイントが、足もとのホイールデザインが好みだったことと、ブレーキキャリパーカラーを変更できたということ。

特別仕様車だと、上の画像の通りマットブラック仕上げとなるBBS製19インチ鍛造アルミホイールと、ブラック塗装のブレーキキャリパーが標準装備され、メーカーオプションでオレンジブレーキキャリパーに変更出来ませんでした。

しかしカタログモデルでは、ENKEI製19インチマルチスポークアルミホイールが標準装備され、ブレーキキャリパーはブラック塗装が標準装備で、オレンジブレーキキャリパーがメーカーオプション扱いとなるため、ある意味で選択肢の広さはカタログモデルの方が上。

特別仕様車でオレンジブレーキキャリパーが選択可能だったら涙目案件だったと思うのですが、個人的にはオプションの幅広さという面で、カタログモデルを購入できて良かったと改めて思えるところです。

確かにブラックのブレーキキャリパーでも十分足もとが引き締まってカッコいいと思いますが、個人的には「新色のチタニウムカーバイドグレーには、オレンジブレーキキャリパーを合わせたい」という思いの方が強かったので、その理想が実現できて良かったと思っています。

内心「チタニウムカーバイドグレーとオレンジブレーキキャリパーが合わなかったどうしよう…」というドキドキ感があったのも事実ですが、そういったドキドキワクワクも標準モデルだからこそ味わえた特別な時間だったのかもしれません。

2ページ目:インテリアの一部デザインは、特別仕様車と標準モデルで大きく異なる?どちらが好み?