輸送業者が顧客に納車予定のスバル・レヴォーグSTI Sport EXを”自走で”運ぶも事故→事故隠しで「ぶつけていない」と主張→そのままオーナーに納車

(続き)杜撰な輸送業者は、事故したあとも車の中で歌を歌ったり、電話をするなどの異常な行動

引き続き、事故したスバル・レヴォーグSTI Sport EXを自走で運ぶ輸送業者を見ていきましょう。

ドライブレコーダーには、事故で顧客の車を壊しながらも、音楽を大音量で流しながら歌を歌い出したり、運転しながら電話をするなど、中々に理解しがたい行動に。

ドライブレコーダー上の映像ではありますが、雪道&ノーマルタイヤながらも、法定速度以上のスピードが出ているのでは?と思うほどにワインディングを攻めるシーンも。

車を購入した男性によると、納車されたときには、既にフロントパーツが半分消えていた状態で「何かがおかしい…」と思い、輸送業者のドライバーに確認しても「ぶつけてない」と断言したとのこと。

もちろん、その回答には納得いかず、元々搭載されていたドライブレコーダーの映像を確認したところ、先程のような雪道のワインディング?にてスリップ → 事故した瞬間の映像が残っていたんですね。


事故したレヴォーグのパーツは損傷し、その修理費用は約20万円

その後、男性の車を見ていくと、レヴォーグのフロントリップは損傷 → 割れているところもあります。

修理費にして約20万円とのことですが、これだけの損傷を起こしていながら、事故を隠して納車しようとする輸送業者の行動は極めて悪質。

当然、損傷したパーツは輸送業者が負担することになりますが、損傷した部分によっては事故車・修復歴有の扱いになってしまう恐れもあるため、この点は最寄りの販売店などと相談していく必要がありそう。

まさか納車初日からこのような事態になるとは…

男性も「腹立たしいというか、信じられない。もう二度と陸送手配はしない。どんなに遠くで車を買っても、自分で取りに行く」というコメントを聞く一方で、今回のように「事故隠し」で平気で嘘をつく陸送業者の社名は公表すべきという意見もあるそうで、二度と同じ過ちを繰り返さないこと、同じ被害者が出ないためにも重要なことかもしれませんね。

“納車中の車”ずさん輸送に怒り 電話 & 音楽で雪に突っ込み “事故隠し”車届けたか

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