ホンダ新型ZR-Vのアダプティブクルーズコントロール(ACC)は怖い?前方に車両が存在しないにも関わらず突如急ブレーキ…納車後「通算7回目」となる給油・燃費記録

2024年に入ってからは、あまり距離を伸ばせていなかった私の新型ZR-V

2023年5月に私に納車されて10か月以上が経過している、ホンダ新型ZR-V e:HEV Z[4WD]。

少し期間を空けての久々のインプレッションとなりますが、今回は予防安全装備Honda SENSINGを活用していて気になったポイント(厳密には不満)を中心に見ていきながらも、納車後「通算7回目」となる給油・燃費記録もチェックしていきたいと思います。

前回の6回目給油が2024年1月だったので、約3か月ぶり?の給油となりますが、ようやく雪も無くなって天候や外気温、塩カルなどを気にせずに走らせることができますし、あとは燃費がどこまで向上するのかも注目したいところ。


これって私だけ?ACC走行中、前方に車両がいないのに急ブレーキ

まずは、ホンダのドライビングサポート&予防安全装備Honda SENSINGのアダプティブクルーズコントロール[ACC]について。

もしかすると個体差によるものかもしれないですし、「私だけ?」という可能性もありますが、ACCにて高速巡航中、前方に走行車両が存在しないにも関わらず、なぜかZR-Vがブレーキランプを点灯させて急ブレーキすることがあるんですね。

一瞬の出来事なので動画にて撮影できていませんが、メーターのACCアニメーション上でも、ZR-Vの前方に一瞬だけ半透明の乗用車が表示しては消え(実際には前方に車両は居ない)、その前方車両に反応して急ブレーキをしているので、おそらくはカメラやセンサーの誤認識だと推測。

なおこのときは、片側1車線の対面通行となる無料高速道路を走行していて、反対車線から定期的に普通車や大型車が走行していたわけですが、もしかすると何らかの条件により、反対車両から迫って来る車両を誤って「前方車両」と検知してしまい、それによって緊急ブレーキしたのかも?

後続に車両が居なくて本当によかったが…あまりにも危険な誤検知

あくまでも推測レベルなので本当に当たっているかは不明ですが、今回はたまたま前方にも後続にも車両がいなかったので、変なトラブルに発展することはありませんでしたが、仮に後続車両がいたら、煽り運転と勘違いされていたかもしれませんし、車間距離次第では追突事故に発展していたかもしれません。

ZR-Vの納車後「通算7回目」給油の前に、給油警告ランプの点灯タイミングをチェック!

そしてここからは、ZR-Vの給油・燃費記録をチェックしていきましょう。

まずは、給油警告ランプが点灯するタイミングを見ていくわけですが、上の画像にある通り、航続可能距離が残り「96km」で警告ランプが点灯しています。

参考までに、これまでの給油警告ランプの点灯タイミングを見ていくと、概ね100km付近で点灯しているものの、燃費による影響はそこまで受けていないようにも感じられます。

1回目給油前:航続可能距離が残り「97km」で点灯(点灯時の給油後平均燃費は14.0km/L)

2回目給油前:航続可能距離が残り「107km」で点灯(点灯時の給油後平均燃費は20.8km/L)

3回目給油前:航続可能距離が残り「103km」で点灯(点灯時の給油後平均燃費は19.5km/L)

4回目給油前:航続可能距離が残り「101km」で点灯(点灯時の給油後平均燃費は20.1km/L)

5回目給油前:航続可能距離が残り「99km」で点灯(点灯時の給油後平均燃費は19.1km/L)

6回目給油前:航続可能距離が残り「97km」で点灯(点灯時の給油後平均燃費は19.2km/L)

[NEW]7回目給油前:航続可能距離が残り「96km」で点灯(点灯時の給油後平均燃費は16.6km/L)

給油警告ランプが点灯した時点での給油後平均燃費は16.6km/Lですが、この時点でのTrip Aメーターは792.0kmなので、燃費がある程度悪化しても無給油850km以上は走れそうですね。

燃料残量がどれぐらいで給油警告ランプが点灯する?

ちなみに、ZR-V e:HEVの燃料残量がどれぐらいで給油警告ランプが点灯するのかもチェックしてみることに。

ホンダ公式の取扱説明書を見てみると、「残量がおよそ8.0リットル」になったときに給油警告ランプが点灯していることが確認できます。

このことから、メーター上平均燃費から換算すると「16.6km/L × 8.0L = 132.8km」は走行可能なので、仮にこのまま燃費を維持していれば、無給油で900km以上は走行できそうです。

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