新型WR-Vの受注台数が「1万台」と報道!シビックタイプR(FL5)はようやく生産台数1万台を突破?!ホンダが2024年4月「2回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新

 

ホンダが定期的に更新している、既存ラインナップモデルの工場出荷目途一覧ですが、今回は2024年4月8日時点での最新工場出荷目途一覧が更新されています。

2024年3月22日に発売されたばかりとなる新型WR-Vは、販売された時期やタイミングが良かったのか、受注も好調で大台に到達しているとの報道もありますし、2024年3月度の新車販売・登録台数ランキングにおいても2,185台で29位を獲得。

インド工場での生産・船便での輸送となるため、月産台数は3,000台と限りがあり、仮に生産ペースが向上しても中々納期が短縮される可能性は低いと思いますが、今後の受注状況にも注目したい所です。


新型WR-Vの受注は好調!発売から1か月経たずで受注台数1万台!

まずは、2024年3月22日に発売されて2週間以上が経過した新型WR-V。

マイナーチェンジ版・新型ヴェゼル(New Vezel)のガソリンG[2WD]の置き換えという形で販売され、グレード構成としてはガソリンX/ガソリンZ/ガソリンZ+の3グレードのみ。

そして駆動方式も前輪駆動[2WD]のみとなっています。

当初は、本モデルに電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]機能が搭載されず、手引き式パーキングブレーキが全グレード標準装備なので「売れるのか?」といった懸念の声が多かったのですが、競合モデルとなるトヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキーの不正問題が重なり、WR-Vが一気に注目されるようになりました。

そんなWR-Vですが、国内メディア・マイナビニュースの報道によると「2024年4月3日時点で受注台数は約1万台となり、ホンダ広報からも好調に推移している」ことが明らかとなりました。

ちなみにこのモデル、どのグレードやどのボディカラーが人気があるのか?もマイナビニュースが調査しており、購入層としては約3割が39歳以下の若年層とのこと。

◇Xグレード:15%

◇Zグレード:55%

◇Z+グレード:30%

グレード構成比としては以上の通りで、やはり訴求グレードとなるZが55%と半分以上を占め、上級グレードZ+は30%とまずまず。

一方でエントリーグレードXは15%と少な目ですが、元々の生産数が少ないグレードということもあって、実は3グレードの中でも最も長納期化しているそうです。

続いてボディカラー構成比は、以下の通り。

◇プラチナホワイトパール:35%

◇クリスタルブラックパール:28%

◇メテオロイドグレーメタリック:18%

やはり、ホワイト系とブラック系はリセールカラーということもあって、全体60%を占めていますね。

なお、本モデルのイメージカラーであるイルミナスレッドメタリックは、今回のトップ3にはランクインしておらず、全体の何位なのかまでは不明。

ちなみに私も、WR-Vは購入・契約済で、ボディカラーも新色&イメージカラーのイルミナスレッドメタリックを選択していますが、私がお世話になっているホンダディーラーでもホワイト系やブラック系が圧倒的に多いそうで、イルミナスレッドメタリックを選択しているのは私だけだそうです。

ヴェゼルの先行受注は不調?

一方で同じBセグメントSUVで、2024年4月25日に発表/26日に発売予定となっているマイナーチェンジ版・新型ヴェゼルですが、こちらは当ブログでもグレード別価格帯やメーカーオプションの詳細を紹介した通りで、ハイブリッドe:HEVモデルが+11万も値上げし、おまけにメーカーオプションも高額であることから、中々に購入に踏み切るお客さんも少ないとのこと。

先行予約段階で購入・契約した場合、最も早い方だと2024年5月下旬頃には納車可能とのことですが、マイナーチェンジ前程の人気&長納期化するかは微妙なところかもしれません。

2ページ目:ホンダの工場出荷目途はどのように変化した?新型シビックタイプR(FL5)はようやく生産台数1万台を突破か