これまた強そうな…三菱の新型トライトンをゴリゴリのオフロード仕様にカスタム!BYDがフォードっぽいPHEVトラックの新型シャークを発表
(続き)BYDがPHEVピックアップトラックモデルの新型シャークを発表!
続いて、電気自動車メーカーでお馴染みとなるBYDが、メキシコ市場向けにミドルサイズピックアップトラックの新型シャーク(BYD New Shark)を世界初公開しました。
このモデルは、100%電気自動車(BYD)ではなくエンジン+電気モーター+バッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)モデル。
どことなく、フォードF-150ライトニングに似たようなフロントマスクが印象的で、垂直型LEDヘッドライトやセンター一文字のLEDデイライト、そして”BYD”ロゴをデカデカと採用したフロントグリルなど、いかにもアメ車っぽい力強いデザインが印象的な一台です。
アメ車を強く意識した中型ピックアップトラック?
こちらはリアクォータービュー。
プラスチック製のボディクラッディングやルーフレール、チェイスバーが採用され、いかにもオフロード仕様のピックアップトラックという印象で、ブラックアウトされたピラーや18インチアルミホイールなど、細部のまとまりも中々にお見事。
ただフロントマスク同様に、リヤテールランプデザインもどことなくフォード風で、センター一文字テールランプも昨今の新型車では当たり前のように採用されているため、この辺りはトレンドに沿ったデザインなのかもしれません。
ちなみに新型シャークは、BYD曰く「クラス最大のボディサイズ」を誇るそうで、全長5,457mm×全幅1,971mm×全高さ1,925mmと、確かにビッグサイズ。
ボディサイズだけを見ると、シボレー・コロラドやフォード・レンジャーよりわずかに長く、ジープ・グラディエーターよりは81mmほど短いため、先述にもある通りメキシコ市場や道幅の大きいアメリカ市場向けに最適な一台かもしれませんね。
インテリアはシンプルだが、カラオケ機能もあるようだ
インテリアは至ってシンプル。
10.25インチのフル液晶メーターや回転可能な12.8インチディスプレイオーディオが搭載され、Android Auto/Apple CarPlay対応なのはもちろんのこと、何とも珍しいカラオケ機能も搭載され、オプションのハンドマイクを使用することで歌うことも可能。
この他には、デジタルキーテクノロジーや50Wのワイヤレススマートフォン充電器、12インチヘッドアップディスプレイ[HUD]、ソフトタッチアクセント、車両の下の地形を垣間見ることができるサラウンドビューモニターなども搭載されています。
続いてパワートレインですが、排気量1.5Lターボチャージャー付エンジン+電気モーター+バッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)が採用され、システム総出力436ps以上を発揮し、0-100km/hの加速時間は5.7秒とかなりスピーディ。
そして航続可能距離は、バッテリーのみであればNEDCモードで100km走行することができるため、通勤で往復100kmを切るようであれば、ほとんどガソリンを使用することなくバッテリーのみで走り切ることができそうですね。
最後に気になる価格帯ですが、現地では899,980メキシコペソ(日本円に換算して約836万円)での販売となるそうです。
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Reference:CARSCOOPS