ブガッティが”究極”を意味する「500台目最後のシロン”L’ULTIME”」を世界初公開！カッコいいレーシング仕様のBMW新型M4 GT3 EVOの価格が約1億円であること判明！

2024-05-30

(続き)BMW最強のレーシングカー新型M4 GT3 EVOの価格が判明！

続いて、BMWは2024年初め頃、公道仕様のM4をベースに中期仕様へとモデルチェンジし、更にクーペモデルに合わせたレーシング仕様の新型M4 GT3 EVOを発表しました。

GT3とGT4は、2025年シーズンに予定されているモータースポーツデビューに先立ち、EVO仕様に刷新され、事前情報通り、GT3はGT4よりも上位で戦うことになります。

2025年モデルの新型M4 GT3 EVOは、公道モデルの新しいヘッドライトを継承していますが、限定モデルのM4 CSで見られたイエローのデイタイムランニングライトが追加装備されています。

本モデルの具体的な価格帯については一切明らかになっていませんでしたが、今回遂に価格情報が明らかとなりました。

M4 GT3 EVO専用に徹底的に軽量化されたエクステリア

こちらが2024年初め頃に発表された、新型M4 GT3 EVOのエクステリア。

見るからにエクストリームなエクステリアを持ち、配色やスタイリングなどを見てもレーシングカーとわかるド派手さがありますね。

従来のM4と異なり、空気の流れを改善して空力特性を向上させるため、ミラーが小さくなり、フロントホイールアーチのルーバーが大きくなりました。

この他、リアアクスルのダウンフォースを高めるため、巨大リアウィングの角度を変更。

そして、両車軸のアンチロールバーの変更やリアブレーキディスクの大型化、調整を容易にするためのディファレンシャルの最適化なども実施。

全幅はブガッティ・シロンとほぼ同じ

続いて気になるのは、M4 GT3 EVOのボディサイズ。

全長は5,019mmと7シリーズ(E65型)とほぼ同じ長さで、全幅は2,040mmとブガッティ・シロンとほぼ同じ。

なお全長と全幅は、非EVOバージョンと比べて特に変わっておらず、重量を軽減するために従来の塗装技術を採用しませんでした。

代用として、カソードディップコーティング塗装と呼ばれる技術を採用しているそうで、更に反射防止のマットブラックホイールを廃止し、ボディの一部でカーボンファイバーが採用されています。

パワートレインは、排気量3.0L　P58型直列6気筒ツインターボエンジンが搭載され、最高出力590psを発揮。

トランスミッションは6速Xtracシーケンシャルギアボックスが搭載され、M8 GTEで使用されるトランスミッションの進化版になるとのこと。

またターボエンジンの信頼性も向上しているそうで、最初は20,000km走行してもメンテナンス不要と謳っているそうです。

価格は日本円で約1億円！

リアには、2022年にM4 CSLで初めてBMWに登場したレーザーテールライトを採用していますが、その複雑なテール意匠が何とも先進的でクール。

最後に気になる本モデルの価格帯ですが、578,000ユーロ(日本円に換算して約9,816万円)での販売となるそうです。

1ページ目：ブガッティが最後の500台目となるシロンの名は「スーパースポーツ”L’ULTIME”」

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Reference：motor1.com