新型ランクル250の納車が続々とスタート!ランクル300は最悪の流れに?ノア/ヴォクシーの納期が遅れ気味に?トヨタが2024年5月31日時点での最新工場出荷目途を更新

新型ランドクルーザー300は、今後予想外の展開へと流れていく可能性も?

トヨタが毎週定期的に更新している、既存ラインナップモデルを対象とした工場出荷目途。

今回は、2024年5月31日時点での最新工場出荷目途が更新されているので、その中身を見ていきたいと思います。

ただその前に、トヨタの既存ラインナップモデルに関する新たな動きや情報、そして個人的になるポイントを見ていきたいと思います。


新型ランドクルーザー250が続々とユーザー向けに納車開始!

まずは、2024年4月に発表・発売されて1か月以上が経過した、トヨタ新型ランドクルーザー250(Toyota New Land Cruiser 250)。

本モデルのユーザー向けの納車が、2024年5月中旬頃よりスタートしていますが、同月下旬になってから続々と納車が開始されているとのこと。

私がお世話になっているトヨタディーラー4店舗(トヨペット/トヨタカローラ/ネッツトヨタ/トヨタ自動車)においても、それぞれ各店で1台~3台は納車を開始しているそうで、意外にも早いペースで進んでいるそうです。

発表・発売直後は、各販売店への振り分け台数が決まっていましたが、そろそろエントリーグレードGXがデイリーオーダーに切り替わるとのことですし、ランドクルーザー300のように「3年~4年」といった長納期にはならないのでは?との見方が大きいようです。

ところでランクル300はどうなったの?

ランクル250の納車が順調に進んでいる一方で、個人的にちょっと気になったのが、2024年5月下旬時点でも受注停止中となっているランドクルーザー300。

一部SNSでは、2024年秋頃にマイナーチェンジで商品力向上並びに大幅な値上げが予定されていると噂されていますが、残念ながら私がいつもお世話になっているトヨタディーラーの情報によれば「メーカーからの改良スケジュールにランクル300の情報は掲載されていなかった」とのことで、そもそも受注再開や一部改良・マイナーチェンジどころから、ランクル300自体販売を再開しないのでは?という見方も。

っというのも、この後に公開する2024年5月31日時点でのトヨタの最新工場出荷目途一覧には、様々なモデルが受注停止になりながらも一覧には掲載されているのに、なぜかランクル300だけ一覧に掲載されていないんですね。

一覧に掲載されていない理由とは何なのか?まだまだ受注再開の目途が立っていないから、敢えて一覧に掲載していないだけなのか、それとも何か特別な理由があるのか…何ともモヤモヤが残ります。

2025年初めには、ようやく初のマイナーチェンジ!しかし現行モデルの納期が遅れ傾向に?

続いては、2022年1月に発表・発売されて2年4か月以上が経過した、フルモデルチェンジ版・新型ノア(New Noah, 90系)/ヴォクシー(New Voxy)。

90系として初めてのマイナーチェン版が2025年初め頃に発表・発売予定となっており、現行モデルは既に受注停止になっています。

あとはバックオーダーを捌き切るだけなので、2024年末頃には概ね解消できるのではないかと予想されますが、どうやら一部のグレードに限り納期が遅れ傾向にあるそうです。

特に納期遅れの対象となっているのは、ハイブリッド(HEV)モデルのトヨタチームメイト・アドバンスドパーク+パノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能付き)を搭載したグレードで、1か月~2か月程度の遅れが生じているそうです。

現時点で詳細は明らかになっていませんが、ギリギリのスケジュールで1か月~2か月の生産遅れは、マイナーチェンジモデルの生産に大きく影響してくるのではないかと予想されます。

2ページ目:2024年5月31日時点でのトヨタの最新工場出荷目途はどのように変化した?