テスラが新型サイバートラック用の超高級サイバートレーラーを発表!水や電力を生み出すも、価格はサイバートラックよりも高額に…モデルSやモデル3など12.5万台大量リコール!

テスラがサイバートラック用の超高級サイバートレーラーを発表!

テスラの主力モデルの一つであり、発売後も良くも悪くも注目されている新型サイバートラック(Tesla New Cybertruck)。

今回、本モデル用の超高級トレーラーとなるリビング・ビークル・サイバートレーラー(Living Vehicle Cyber Trailer)が世界初公開されました。

この高級トレーラーは他に類を見ない独自の技術が採用されていて、その価格はサイバートラックよりも高額となっています。

果たしてどのような技術が盛り込まれているのでしょうか?


何と空気から水を作ることが可能で、太陽光技術で電力を貯めることも

こちらが今回、テスラが突如として発表した新型サイバートレーラー。

サイバートラックの牽引性能を活かしたリビングタイプのビークルモデルで、テスラ独自の技術により、何と水は「空気から生成」することが可能であり、電力は太陽光技術を活かして貯めることが可能とのこと。

そして、牽引トレーラーの一つの不満点であるデザイン性においても、サイバートラック本来のカクカクしたボクシースタイルを継承し、シームレスで高級感を持たせる外観へと仕上げています。

ただし価格はサイバートラックよりも高額

ちなみに、今回の商品名に含まれている「Living Vehicle」は、あまり聞いたことのないブランドかもしれませんが、電力会社に送電網(グリッド)に繋がっていない状態、あるいは電力会社に頼らずとも電力を自給自足している状態を指す「オフグリッド」に特化した高級トレーラーの専門店。

そしてサイバートレーラーは、175,000ドル(日本円に換算して約2,750万円)という驚異的な価格から始まり、まさにそのようなタイプの顧客を対象とし、電気自動車だけでなくICEモデルにも対応しているとのこと。

参考までに、テスラが初回1,000台のみ販売した特別仕様車サイバートラック・ファウンデーションシリーズの車両本体価格は120,000(日本円に換算して約1,890万円)なので、車両本体価格よりも1,000万円近く高いということになります。

太陽光技術で得られた電力は、ピュアEVトラックの充電にも対応

ちなみにこの商品、牽引車両充電機能も提供され、理論的にはサイバートラックやリビアンR1T、そしてフォードF-150ライトニングといったピュアEVピックアップトラックにも対応していて、トレーラーより得られた太陽光の電力から充電することも可能。

ただ、主な発電方法はソーラーパネルなので、どれくらい時間がかかるかは分からず、搭載されているエネルギー貯蔵量を正確には明かしていませんが、「バックアップ電源システム」があることは明らかにしています。

サイバートレーラーは、他のリビング・ビークルモデルと同様に、Watergenの大気水生成器を介して独自の給水源を作ることが可能。

このシステムは、湿度と温度に応じて、毎日数ガロンの新鮮なきれいな飲料水を作り出すことができ、同社によると、サイバートレーラーの配送は2025年に開始され、興味のある人はわずか100ドルのデポジットで予約することが可能だそうです。

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