スポーツカーの宿命?日産の新型フェアレディZ(RZ34)の雑感!「後続のヘッドライトが眩し過ぎる」「ブレーキが効きづらい」「ダイヤルエアコンは使い勝手が良い」等

まだまだ街中で見かけることは少ないが、2025年3月末までに、少しずつ街中でも見かける頻度は多くなるかもしれない?

2023年2月に私に納車されて、もうすぐ1年4か月が経過する日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)version ST[9速AT]。

今回は、本モデルの納車後雑感ということで、夜間時に走行していて気になったことや、普段使いしているエアコン操作系の使い勝手、ブレーキフィールなどについて見ていきたいと思います。

ちなみに、本モデルのバックオーダー分の納車も2024年度(2025年3月末)で概ね捌き切れる計画のようで、一方でハイパフォーマンスモデルのフェアレディZ NISMOはまだ未定。

2024年夏頃~秋頃にかけて受注再開すると同時に、2025年モデルの年次改良も予定されているとのことですし、次はどのような改良が入るのか?そして、以前より噂されている生誕55周年を記念する特別仕様車が追加されるのかも期待です。


低車高の宿命?後続のヘッドライトがロービームでも眩しい

まずは、フェアレディZ(RZ34)の不満というよりかは、スポーツカーもしくは低車高モデルの宿命なのかもしれないのですが、後続のヘッドライトがロービームでも眩しぎるということ。

もしかすると、後続車両が意図せずハイビームにしている可能性もあるかもしれませんが、RZ34での夜間走行時に真っ先に気になるのは後続のヘッドライトの明るさですし、標準装備の防眩ルームミラーは本当に機能しているの?と疑うほどに明るさを調整していないように感じるんですね。

正直、これは防眩ルームミラーだけでなくサイドミラーも同様だと思うのですが、サイドミラーは防眩機能が備わっていないだけに尚更眩しく感じますし、明らかに運転に支障を来すレベル。

元々RZ34のルームミラーは後方視界がそこまで良くないため、そろそろ本格的に防眩機能が備わったデジタルインナーミラーの装着を検討していきたいところです。

やっぱりアナログダイヤルは使いやすい!エアコンの操作性は?

続いては、フェアレディZ(RZ34)のエアコン操作について。

今回で2回目の夏を迎える私のRZ34ですが、この時期欠かせないのがエアコン。

RZ34の場合、タッチパネルでも物理スイッチでもないダイヤルスイッチ式なのですが、こうしたレトロでアナログ感満載の機能こそ、使い勝手も良くて直感的な操作が可能なので、個人的には好み。

私が古い人間ということもありますが、運転しながらでも少し目線をエアコン側に向ける程度で操作できるので簡単。

なおエアコンの操作に関しては、基本的に風量をフル”AUTO”にするか”OFF”に切り替えるかの二択で、温度は25度~26度程度(基本的には内気循環だが、高速道路などのノンストップエリアでは外気循環にすることもある)、そして風向は”AUTO”を固定したままになります。

エアコンフル稼働で約840km走らせても、燃費は17km/L以上と超優秀

なお参考までに、上の画像の通り、エアコンフル”AUTO”に設定して、走行モードは”STANDARD”、ほぼ高速道路を中心に約840km走行しての区間平均燃費は「17.1km/L」とかなり優秀。

これまで、当ブログが検証してきた燃費データをまとめていくと、走行モードは”STANDARD”ではなく”SPORT”で走行すると燃費が向上する傾向にあり、高速道路では90km/h~100km/hのクルーズコントロールで走行すると17km/L超えがほとんどなので、上の画像のように片道840km&高速道路走行メイン&SPORTモードで走行していたら、更に燃費は向上していたかもしれませんね。

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