【朗報】北米にてトヨタ新型ランドクルーザー250の中古相場が大幅下落!ほぼ新車価格で購入可能に。ケーニグセグやブガッティの元デザイナーが開発した新型Nilu27のティーザー画像が公開

すぐに日本の街中でも大量のランクル250で溢れるような気もするが…

2024年4月18日に発表・発売されて2か月以上が経過した、トヨタ新型ランドクルーザー250(Toyota New Land Cruiser 250)。

既に日本国内の業者オークションUSSでは、初物プライスとして新車価格の2倍以上となる1,600万円にて落札されたものの、それ以降1,000万円台前半に落ち着いてきました。

2026年3月末までに生産台数が決められているとはいえ、ランドクルーザー300に比べると生産台数は多いとのことで、いわゆる「納期4年以上」といった長納期になることは無さそうです。

こうしたなか、アメリカでも販売されているランクル250(アメリカではランドクルーザーとして販売)は、発売当初は新車価格以上にて転売されていたものの、現在は新車価格同等もしくはそれ以下で販売されている個体が増えているようです。


アメリカの中古車市場では、既に2,000台以上もの新型ランクルが販売(転売)中

海外の中古車サイト・オートトレーダーの情報を見ていくと、2024年6月20日時点で、アメリカ全体で見るとトヨタ・ランドクルーザーの新車が2,111台も販売中(そもそもそんなに出品されていることに驚き)。

一部の車両に関しては、依然として異常なプレミア価値が付けられて販売されていますが、これがディーラーで言うところの「市場調整(マークアップ)」と呼ばれるもの。

具体的には、ウィスコンシン州グレンデールにある正規ディーラーのアンドリュートヨタでは、15,000ドル(日本円に換算して約237万円)のマークアップにより91,475ドル(日本円に換算して約1,445万円)で販売されています。

この他にも、2024年4月には、カリフォルニア州プレーサービルの正規ディーラーであるトンプソンズ・トヨタは、初回限定の特別仕様車であるファーストエディション(First Edition)を、新車価格よりも20,000ドル(日本円に換算して約316万円)値上げして販売していました。

新車価格よりも100万円近く安く販売されているものも?!

こうして、2024年モデルの新型ランドクルーザーの多くは、新車販売価格を上回るケースがほとんどではあるものの、一方で新車価格相当もしくは、それ以下で購入できるものも数百台あることが判明。

例えば、アリゾナ州フェニックスの正規ディーラーであるベルロード・トヨタでは、新型ランドクルーザー5台を出品しており、そのすべてがディーラーの大幅な割引価格で販売されていることが判明。

具体的には、新車販売価格よりも3,375ドル~5,771ドル(日本円に換算して約53万円~約91万円)安くなっています。

他にも数十台のランドクルーザーが。55,000ドル~60,000ドル(日本円に換算して約870万円~約948万円)で購入可能で、そのほとんどは走行距離が0km~16km未満の新古車となっています。

さすがにランクル300のように高止まりすることは無さそうか

こうしてみると、既にアメリカで供給が需要を上回っている可能性があり、新車価格を上回る価格設定では「売れない」可能性があり、今後は在庫だけが増えてしまい、最終的には新車価格を下回る価格帯に落ち着いていくのではないかと予想されます。

そうなると、思いのほか日本市場向けの生産・納車も早くなることが期待でき、1,000万円以上での高額取引は思いのほか早く落ち着くかもしれませんね。

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