日産V37スカイライン/フーガ/シーマ等に3万台超えの大量リコール!更にアウディe-tron GTは火災の恐れ、三菱の新型ミニキャブMiEVは安全装備の不具合
最悪の場合、プロペラシャフトが破損して走行不能になる恐れ
日産のV37スカイライン/フーガ/シーマ、三菱ディグニティの4車種・計32,924台に大量リコール。
不具合内容としては、プロペラシャフトにおいて、自在接手のパイプへの圧入代が不足していたため、強度が不足しているものがあるとのこと。
そのため、使用過程で当該部位から亀裂が発生し、最悪の場合、プロペラシャフトが破損して走行不能に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、社内からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][日産フーガ]
・DAA-HY51, 5AA-HY51/HY51-400001 ~ HY51-930122/ 平成22年9月30日 ~ 令和4年4月27日/12,824台[日産V37スカイライン]
・DAA-HV37, 5AA-HV37/HV37-200002 ~ HV37-510264/平成26年1月25日 ~ 令和4年5月10日/15,396台[日産シーマ]
・DAA-HGY51, 5AA-HGY51/HGY51-600003 ~ HGY51-750062/平成24年4月20日 ~ 令和4年5月19日/4,583台[三菱ディグニティ]
・DAA-BHGY51/HGY51-650002 ~ HGY51-650122/平成24年6月26日 ~ 平成28年11月14日/121台
改善対策としては、全車両、プロペラシャフトを対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。
自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?
今回のリコールについて、自身が所有している車が不具合等の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「日産のリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。
最悪の場合、火災に至る恐れアリ
続いて、アウディのピュアEVスポーツカーとなる新型RS e-Tron GT/e-tron GTの2車種・計656台にリコール。
不具合内容としては、高電圧バッテリーにおいて、不適切に製造されたバッテリーモジュールが内蔵されたものがあるとのこと。
そのため、バッテリーモジュールの内部短絡が発生し、最悪の場合、熱によるバッテリー異常が発生し、火災に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、本国からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][RS e-tron GT]
・ZAA-FWEBGE/WAUZZZFW0N7902074~WAUZZZFWXP7903459/令和3年9月24日~令和6年1月30日/278台[e-tron GT]
・ZAA-FWEBGS/WAUZZZFW0N7003487~WAUZZZFWXP7007615/令和3年9月24日~令和5年11月1日/378台
改善措置としては、全車両、専用テスターを使用して車両を点検し、異常が確認された場合は該当するバッテリーモジュールを良品と交換するリコール作業を実施するとのこと
また、車両が入庫するまでの間、充電量を80%までに制限するようユーザーに周知を行うそうです。