フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードe:HEV AIR EXの実車を見てきた!エアロパーツの細部に加え、「残念なポイント」を中心にチェック
(続き)ホンダ新型フリードの実車をチェックしていこう
引き続き、フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリード・ガソリンAIR EX・3列6人乗り[2WD]の実車をインプレッションしていきましょう。
電装系のディーラーオプションは充実しているが…
続いては、内装用のディーラーオプションを見ていきましょう。
新型フリードでは、フロント部分にスマホなどの充電用USBポートが設けられておらず、入力用のUSB Type-Aのみ。
その隣には、DC12V電源ソケットが搭載されていますが、ここから変換器でType-Cに切り替えれば充電用として活用できるものので、できればType-Cの充電ポートは標準装備してほしかったところ(N-BOXでも搭載されているのに…)。
なおディーラーオプションとして、「PDチャージャー」と「HDMI端子」が搭載されていますが、過去に私が所有していたステップワゴン(New STEPWGN)同様に、PDチャージャーの取付けが甘く、少しガタついていたのが残念なところです。
その他のディーラーオプションもチェック!
こちらは、運転席・助手席の間に設けられているディーラーオプションの「折り畳み式センターテーブル」。
標準装備でもグレード別での装備でもなく、ディーラーオプションでの設定となっていますが、このオプションを選択しているユーザーはほとんどいらっしゃらないそうです。
こちらもディーラーオプションの「アルミ製スポーツペダル(アクセル/ブレーキ)」。
あと、日中の展示だったため、ホワイトのフットイルミネーションの明るさは確認できず…
前回のインプレッションではしっかりと確認できていませんでしたが、新型フリードではフューエルリッド(給油蓋)はアウタープッシュではなく、車内にあるレバーを引くタイプだったんですね。
フィット4(New FIT4)やヴェゼル(New VEZEL)、ステップワゴン(New STEPWGN)などはアウタープッシュ式なのに、フリードだけ車内のレバー式なのはちょっと残念なところ。
こちらもディーラーオプションの「サイドステップガーニッシュ」。
フロントシートと2列目シートのサイドステップに装着できるのですが、中々にオシャレ。
こちらもディーラーオプションの「シートバックテーブル」。
運転席・助手席の両方に装着可能ですが、個人的にはN-BOXで標準装備されているものをフリードで標準装備にしてこなかったのは残念。
そしてこちらは、ETC2.0車載器。
こちらは運転席のステアリングの左下部に設けられているため、シートに座ってしまうとETCカードが差しづらいのがデメリットの一つ。
ZR-Vやシビック(FL)のように、エンジンスタートスイッチの直下に設けるのが理想ではありますが、スライドドアスイッチなどが設けられている以上は致し方ないのかもしれません。
フリードの格納式アームレストは角度調整ができない
続いて、個人的に気になっていたのがフリードの格納式アームレスト。
ステップワゴンのように、リクライニングの角度に応じてアームレストも多段階で角度調整できるのかと思いきや、フリードでは角度調整ができないのは残念。
しかもアームレスト位置が結構低いところにあるため、ヴェゼルの後席アームレストに近い感覚で結構使いづらかったです。
あとはシートベルトの上下昇降スライドが採用されていなかったのも残念。
競合モデルのトヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)でも採用されていませんが、体格が異なる方や着物を着た方などが重宝する機能でもあるため、個人的には採用してほしかった機能です。
1ページ目:新型フリードのエアロパーツで気になる「あのポイント」とは?