フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードの納期が一部「11か月以上」に…マイチェン版ヴェゼルの受注は1.6万台を突破!ステップワゴンの受注が好調?

新型フリードの受注は好調!おそらく発売日までには先行受注受付けが2万台を突破すると予想される

2024年6月27日に発表/同月28日に発売予定となっている、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード(Honda New FREED)。

前回のブログにて、2024年6月6日時点での本モデルの最新納期情報をお伝えし、最も売れ筋となるe:HEV AIR EXが2025年4月下旬以降にまで伸びていることをお伝えしました。

そして今回、2024年6月中旬時点での最新納期情報が明らかになりましたので、早速その中身を見ていきたいと思います。


2024年6月13日時点での新型フリードの納期はこうなっている

まずは、新型フリードの2024年6月13日時点での最新納期情報をチェックしていきましょう。

【新型フリードのグレード別納期一覧(2024年6月13日時点)】

AIRガソリン:2024年11月頃

AIR e:HEV:2024年11月頃

AIR EXガソリン:2025年3月下旬頃

AIR EX e:HEV:2025年5月下旬以降

CROSSTARガソリン:2024年11月頃

CROSSTAR e:HEV:2024年12月頃

上記の納期情報は、メーカーからの納期回答となっていますが、販売エリアや販売店の規模、各販売店への振り分け台数によって異なる恐れがありますので、あくまでも参考程度に見て頂けますと幸いです。

なお、最も売れ筋となっているAIR EX e:HEVに関しては、2025年5月下旬と既に「11か月以上」の長納期状態に。

このままだと、2024年6月28日の発売日までには「納期1年以上」になることも十分に考えられるわけですが、一方で気になるのは、なぜ累計受注2万台にも満たない状態で「納期1年近く」で延びているのか?ということ。

現行2代目フリードの月販・登録台数は4,000台~6,000台

勘の鋭い方は既にお気づきだと思いますが、2024年5月度の普通乗用車の新車登録・販売台数ランキングにおいて、現行2代目フリードの販売台数は4,280台で全体の16位です。

しかも5月度は、ゴールデンウィーク(GW)による長期休みの関係で販売・登録台数が他の月よりも少ないですし、単純に5,000台~6.000台もの販売・登録可能なキャパは備えているはずなんですね。

仮に5,000台の販売・登録台数をコンスタントに維持し続けていくと、約1.5万台という台数は約3か月ほどで解消できるはずなのですが、なぜか新型フリードは最大11か月という謎の長納期。

2024年秋以降に納期短縮も期待できるかもしれない?

これについては、私がいつもお世話になっているホンダディーラーの情報によると、2024年6月~10月頃にかけては生産される台数に制限があるとのことで(おまけにデモカーや最速納車組は、輸送能力のキャパオーバーにより、各エリアへの入庫も若干遅れている模様)、その理由については不明とのことですが、もしかすると2024年秋以降には増産 → 納期の大幅短縮ということも期待できるかもしれません。

今は発売前のホンダの主力モデルということもあり、メーカー側が「長納期化している」と回答することで「フリードが売れている」と錯覚させている?という見方もあるかもしれないですが、そのような狙いがあるかまではわからないところ。

何れにしても、ホンダN-BOXの次に売れている主力モデルであることに変わりはなく、今回の3代目も発売前から多くの注目を集めていますし、競合モデルのトヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)に十分対抗できるだけの商品力がありますから、今後の受注状況・納期変動も引き続き注目していきたいと思います。

2ページ目:新型ステップワゴンの受注が好調?その理由とは?マイチェン版・新型ヴェゼルの受注が1.6万台を突破!