漫画家のレクサスLX570を盗んだ疑いで男2人を逮捕!新型ランクル250など稼働停止していた工場が生産再開!トヨタの2024年6月21日時点での最新工場出荷目途も

盗難がバレたにも関わらず、犯人は今現在も否認中

2024年に入り、SNSでも常々話題となっているトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)の盗難被害。

CANインベーダーやリレーアタックとは異なる新世代盗難ツールのゲームボーイが普及したこともあってなのか、2024年に入ってからランクル300の盗難被害がSNSだけでも10台以上報告されています。

一方の新型LX600については、SNSにてこれといった目立った盗難報告はないものの、愛知県や埼玉県でも盗難被害の報告があるようです(ディーラー談より)。

こうしたなか、今度は愛知県名古屋市にて、とある漫画家のレクサスLX570を盗んだ疑いで、男2人が逮捕されたとのこと。


盗難被害を受けたのは、「さよなら絶望先生」などの作品で知られる漫画家・久米田康治さん

国内メディア読売新聞オンラインの報道によると、この事件は2023年2月6日に東京都渋谷区のマンション駐車場にて発生したもので、犯人はレクサスLX570を盗んだ疑いで2024年6月20日に逮捕されたとのこと(約1年半の空白の期間は一体何なんだ…)。

犯人は、住所不定の無職の男(33歳)と、名古屋市中川区の会社員の男(30歳)の2人であり、両容疑者を窃盗容疑で逮捕したと発表しています。

今回逮捕された犯人は、2021年以降に東京都や神奈川県、埼玉県でレクサスを中心に約100台(被害総額約7億2,000万円相当)の盗難に関与したとみています。

ちなみに、今回盗難被害を受けたLX570のオーナーは「さよなら絶望先生」などの作品で知られる漫画家・久米田康治さん(56歳)。

逮捕された犯人2人は、いずれも容疑を否認しているとのことですが、2人は知人で会社員の男が実行役、無職の男が見張り役だったとしています。

警視庁は、事件現場周辺の防犯カメラの解析などから、2人が愛知県から上京し、車の制御システムを不正に操って解錠する「CANインベーダー」と呼ばれる手口で盗みを繰り返したとみて調べています。

なお個人的に気になるのは、久米田さんが所有するLX570は、「どのような駐車場」にて保管されていたのか(平置きの青空駐車?それとも地下駐車?)、盗難対策をしていたのかも気になるところですが、その点もメディア・マスコミが一切報じないのは不親切。

ランクルやLXの盗難被害は決して他人事ではありませんし、ただ単に事実だけを羅列することは誰でもできることですから、公式メディア・マスコミにしかできない「更に踏み込んだ、閲覧者が有益と感じる独自取材」を行ってほしいところです。

2024年6月20日夕方からの工場稼働停止 → 21日夕方より生産再開!

続いて、トヨタは2024年6月20日の夕方より、部品欠品により国内5工場6ラインの稼働を停止し、新型ランドクルーザー300やランドクルーザー250、ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)の生産を停止していましたが、同月21日夕方より順次生産を再開すると明らかにしました。

トヨタによると、トヨタ車体・吉原工場の2ラインと、富士松工場の1ラインについては6月21日夕方から稼働を再開。

続いて、田原工場の1ラインと岐阜車体工業の本社工場の1ライン、日野自動車の羽村工場の1ラインは、6月24日朝から生産を再開するとのことで、全ての工場が同日に再開するというわけではないとのことです。

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