トヨタ現行シエンタの元オーナーが、競合ホンダ新型フリードよりも劣っている点を紹介!ユーティリティは使い勝手が悪く「開発陣は車を運転したことが無いのだろうか?」

トヨタ現行シエンタの完成度は確かに高かったが、「開発陣は車の本質を理解していない?」と思ったり

2022年10月~2024年4月までの約1年半所有していた、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]。

私にとって初のエントリーコンパクトMPV(ミニバン)であり、初シエンタだったわけですが、総じて満足度は高く、関連記事でも競合ホンダ新型フリード(Honda New FREED)より優れているポイントをいくつか紹介していきました。

今回は、反対に優れていない・劣っている・不満に感じているポイントをいくつか紹介していきたいと思います。


良くも悪くもサイドクリアランスソナーは鬱陶しかった

まずは、現行シエンタに搭載されるクリアランスソナーについて。

シエンタの場合、フロント・リアだけでなく両サイド含めて「全12個」ものクリアランスソナーが設けられているわけですが、この充実したクリアランスソナーがあるからこそ、狭い道でも車が接触することなく通過することができるものの、一方で不満に感じるのが積雪時。

これは雪国に住むオーナーだからこそ体感できることだと思うのですが、除雪で無造作に積まられた雪の近くを通過、もしくは右左折する際に、雪の積み方が垂直ではなく斜めったりしていると、サイドのクリアランスソナーが急に反応してしまい、急ブレーキが作動してしまうことがあるんですね。

積雪時の急ブレーキでスタックしてしまうことも

雪の塊に接触しないだけ、まだマシなことだとは思うのですが、一方で勢いよく雪道を駆け抜けようとしているときに、急ブレーキをかけられてスタックしてしまうことの方が余計に危ないですし、何よりも後続に迷惑をかけてしまうため、それならばクリアランスソナーに雪などが付着して使用できないほうが、まだ使い勝手は良いのかもしれません。

競合フリードにはサイドクリアランスソナーは搭載されていない

なお参考までに、競合モデルの新型フリードにはクリアランスソナーが前後あわせて8つのため、シエンタのように12個ものソナーは付いていないものの、サイドのソナーが付かないことで冬場の積雪時にどのように使い勝手が変化するのか、この点も細かくインプレッションできればと思います。

エアコン操作系は直感的な操作ができるようで微妙だった

続いてはエアコンの操作系について。

夏場はエアコン中心、冬場は暖房中心に活用していたシエンタのエアコン操作系ですが、タッチパネルではなく物理スイッチとダイヤルスイッチを駆使した操作系になるため、一見すると直感的で簡易的に操作できる?ようにも見えるのですが…

実際のところはそうでもなく、特に左右のダイヤル操作がわかりやすく見えて、実は全くそうでもないんですね。

何だか曖昧で煮え切らない表現で大変恐縮なのですが、「何でこんなに使いづらかったんだろう…」と思い返してみたら、右側の温度調整ダイヤルや、左側の風量調整ダイヤルの真上に、それぞれの機能を示すアイコンが無かったために、分かりづらかったんですね。

他のエアコンのダイヤルの頭には、各機能が表記されていた

あくまでも参考に過ぎませんが、競合モデルとなるホンダ新型フリード(Honda New FREED)のように、ダイヤルの上に風量と温度調整の絵柄・アイコンがあるかと思いますが…

改めてダイヤル上ではなく、他の「A/C」や「内気循環」「AUTO」などと同じパネル上に設けられていると、意外と分かりづらいんですね…

日産の新型セレナ(Nissan New Serena, C28)なども、ダイヤル上に温度や風量調整のアイコンや色が設けられているため、そのデザインに慣れている?というのもあるとは思いますが、シエンタを約1年半ほど所有しても中々慣れなかった機能の一つでもあります。

2ページ目:シエンタのUSBとシートバックテーブルはトヨタ開発者の怠慢に過ぎない?