燃費ヤバいな…レクサス新型LX600で往復1,000kmのロングドライブ!燃料100Lだけで無事に「生きて帰って来られる」のかチャレンジしてみた!

LX600で長距離ドライブするオーナーは必見!

前回のブログにてお伝えした通り、私が所有するレクサス新型LX600・ベースグレード・3列7人乗り[4WD]の「通算12回目」となる給油が完了したため、満タンの状態から往復1,000kmのロングドライブを実施することに。

LX600の燃料タンク容量は80Lになるため、さすがにこの容量だと無給油1,000km走行は不可能なので、折り返し地点にて+20L追加給油することで、実質100Lで往復1,000km走り切ることができるのかを検証・チャレンジしていこうと思います。

上の画像にある通り、満タン給油後の航続可能距離は「592km」と表示されていますが、走り方によってはTripメーターの増え方に対して、航続距離の減りが遅いこともあるので、今回はその傾向を狙って走らせて行きます。

なお、往復1,000km走行の主な内訳としては、95%以上が高速道路走行になり、ほぼほぼノンストップで走り続けていこうと思っています。


高速道路は、最も走りやすい90km/L~100km/h固定でのクルーズコントロール

早速、高速道路メインでの往復1,000kmの旅に出かけるわけですが、高速道路では自分の走りやすいように90km/h~100km/h固定でのクルーズコントロールにて定速巡航することに。

走行モードは、これまでのデータの傾向から「乗り心地」と「燃費」、そして「走り」のバランスがとれた「COMFORT」一択。

乗員人数は私の1人のみで、外気温もそこまで暑くなかったので基本的にエアコンOFFの状態で、走行しているときは少しだけ窓を開けて走らせることがほとんどでした(日中も意外と涼しかったのでエアコンは使用せず、シートベンチレーションのみ)。

高速道路では、10速ATの恩恵を受けるように低回転の1,500rpm以下となるように走らせているため、これを概ね維持できていれば10km/L~12km/Lは余裕。

往路&高速道路で約350kmノンストップで走らせての燃費は?

ノンストップでひたすらに高速巡航で走らせること約350km。

給油後平均燃費は11.5km/Lと好調で、航続可能距離も592km → 331km(-261km減)であることから、燃費が向上して航続距離の減り方が遅くなっていることがわかりますね。

ちなみに約354km走らせての平均速度は84km/hで、走行時間は4時間12分ではあるものの、LX600のラダーフレーム特有の揺れは気になりますが、突き上げは抑えられていますし、乗り心地もマイルド寄りなので基本的には快適。

本来であれば、ここから一気に目的地に向かいたい所ですが、そうなると到着予想時刻があまりにも早くなるため、一旦仮眠をとってからスタートすることに。

スタートから約8時間半!目的地に到着

仮眠をとってから高速道路を再び走らせ、インターチェンジを降りてから目的地近くに到着。

スタートから8時間半ほどが経過し、メーター情報を見ていくと給油後平均燃費は「11.6km/L」にまで向上し、Trip Aメーターは「500.7km」に到達。

この時点で航続可能距離は「217km」ですが、単純計算で平均燃費が「11.6km/L」であれば、燃料タンク容量80Lに対して満タン無給油で920kmは走行できる計算に。

つまり、実質的にはあと400kmは走行できる計算になるわけですが、これから約30kmほどはストップ&ゴーの多い街中が続くので、燃費は一気に悪化することになりそうです。

目的地でのやるべきことも完了したので、あとは自宅に帰るのみ

下道約30kmほどを走らせ、目的地でのやるべきことは完了したので、あとは高速道路にのってマイペースに帰るのみ。

ただし途中で+20L追加給油するのと、家族用のお土産を購入しないと生きて帰れる気がしないので、効率よく全てを済ませるためにサービスエリア(SA)にて給油することに。
※意外にもSAサービスエリアのENEOSがセルフ式だった

復路のSAに到着した時点で、Trip Aメーターは「667.1km」、給油後平均燃費は意外とそこまで悪化せず「11.4km/L」、そして航続可能距離は「106km」となっています。

+20L分の追加給油完了!

追加20L分の給油が完了したところで高速道路本線へ。

航続可能距離は281kmとなっていますが、ここから高速道路で定速巡航を維持し続ければ平均燃費11km/L以上も確実でしょうから、実質的に「11km/L × 100L = 1,100km」走れる計算になります。

ちなみにトヨタやレクサスの場合、10L以上給油すると「給油後平均燃費」が自動的にリセットされてしまうため、往復1,000kmのトータル平均燃費は後ほど紹介。

残りの走行距離と航続距離の差も見ていこう

しばらく走り続けていくと、自宅までの残りの走行距離は300kmに。

一方で…

この時点での航続可能距離は「244km」を表示しているため、差は「56km」と航続距離の方が足りなく、このままだと「道中でガス欠するのでは?」と不安に思う方も多いかもしれませんが…

続いて目的地までの走行距離が200kmになった時点で…

メーター情報を見ていくと、航続可能距離は「167km」を表示し、先程の目的地までとの距離は「33km」にまで短縮されました。

走行距離900kmを突破!残り100kmとちょっと

しばらく走らせていると、Trip Aメーターは900kmを突破!

往復1,000kmの旅も終盤戦です。

2ページ目:果たしてLX600は燃料100Lのみで往復1,000km走行できるのか?