【速報】トヨタ現行シエンタ/ハリアーが受注停止に向けてカウントダウン販売へ。スバルが抽選限定500台のみの特別仕様車レガシィアウトバック 30th Anniersaryを発表
トヨタディーラーは今後も更に厳しい状況が続くかもしれないな…
前回のブログにて、2024年10月23日のトヨタ公式プレスリリースより「グランエースが2024年4月で生産終了」「ハイラックスが当面の間、生産休止&受注停止」となったことをお伝えしました。
そして今回、トヨタの主力モデルとなる現行シエンタ (Toyota New Sienta)とハリアー (Harrier)の2車種が、近日中に受注停止となることがトヨタディーラーでの取材にて明らかになりました。
トヨタディーラーでは「売る車が無い」状況が続いている
私がお世話になっているトヨタディーラーからの情報によると、2024年10月23日の夕方時点より、メーカーから「ハリアーとシエンタが近日中に受注停止になる」との通達があったそうで、既に一部のグレードがカウントダウン販売に入っているとのこと。
販売店によって購入できるグレードに制限があるかは不明ですが、おそらく2024年11月上旬~中旬頃には、予定の受注台数に到達 → 受注停止になることが予想され、しばらくは新車でのオーダーが受け付けられない状態になるとのこと。
ちなみにシエンタに関しては、2025年5月以降に一部改良が予定されていて、一方のハリアーも2025年3月~4月頃に一部改良が実施予定となっていますが、これもあくまでも予定であり、以前より何かと騒がれている型式指定における不正問題が影響して、ほぼ全ての新車・新型車の発表・発売が遅れているため、両車ともに同様の問題に直面する可能性も高そう。
そもそもトヨタディーラーでは、2024年10月下旬時点で何が新車オーダーできるのか?
そして、今回の販売カウントダウン&受注停止のアナウンスを受け、そもそもトヨタディーラーでは、2024年10月下旬時点で何が新車オーダー(購入・注文)できるのかを調べてみることに。
私がお世話になっているトヨタディーラーでは、以下の通りとなっています。
[オーダー可能車種]
●アクア
●カローラスポーツ
●カローラツーリング
●カローラフィールダー
●カローラセダン
●カローラアクシオ
●クラウンセダン
●プリウス
●GR86
●GRスープラ
●カローラクロス・ガソリン
●クラウンクロスオーバー
●クラウンスポーツ
●ハリアー
●ライズ(2024年11月に改良モデル発売予定)
●ピクシスエポック
[オーダー不可能車種]
▲ヤリス
▲ルーミー
▲MIRAI
▲コペンGR SPORT
▲GRカローラ
▲GRヤリス
▲カローラクロスHEV
▲ハイラックス
▲bZ4X
▲ヤリスクロス
▲RAV4
▲ランドクルーザー70
▲ランドクルーザー250
▲ランドクルーザー300
▲アルファード
▲ヴェルファイア
▲グランエース
▲ノア
▲ヴォクシー
以上の通りとなります。
何と、全ラインナップの半数以上が受注停止中とのことですが、販売店によっては一時的な追加受注枠受付けにより、アルファード/ヴェルファイア/ランクル250を受け付ける場合もあるかと思いますが、その多くが抽選販売だと思われ、そもそもデイリーオーダー自体受け付けられない状況が続いてます。
今後も更に受注停止となるモデルが出てきそうな予感
こうして見ると、トヨタは「売りたくても売る車が無い」状態が続いているわけですが、受注状況によってはGR86やGRスープラ、カローラシリーズ、クラウンシリーズもいつ受注停止になってもおかしくないため、ますます売れる車が少なくなっていくのではないかと予想されます(おまけに長納期化しているため、販売スタッフのインセンティブに反映されずモチベーション低下に)。
今回シエンタやハリアーが受注停止の迫られているのも、「他に購入できる車種が無い」ために、その影響で受注が集中 → 長納期化による影響で一部改良時期に迫るために生産調整 → 受注停止という流れだと予想されるため、この流れが他の車種にも展開されることは容易に想像できるかと思われます。